【2025年最新】河津桜まつりの開催場所&出店情報!初心者でも迷わない【アクセス・屋台・見どころ】完全ガイド

こんにちは、くふうロコしずおか編集部です。
毎年多くの観光客でにぎわう、伊豆の一大イベント「河津桜まつり」。今年は寒さの影響などで開花が遅れ、まつり開催期間を2025年3月9日(日)まで延長することが発表されました。電車や車のアクセス方法から、おいしいグルメの出店情報まで、たっぷりご紹介します!
河津桜まつりとは?
2025年で35回目を迎える河津桜まつり。毎年2月上旬頃から約1か月間開催され、多くの観光客が訪れる伊豆早春の大人気イベントです。河津川沿い約4kmにわたって続く桜並木をはじめ、河津町内で開花する河津桜は約8000本。一足先に春の訪れを感じられます。
まつり期間中はたくさんの露店が並び、おいしいグルメが味わえるほか、さまざまなイベントも開催。夜桜ライトアップも行われ、昼間とはまた違う落ち着いたオトナのムードに包まれます。
河津桜とは?
河津桜は、一般の桜より1か月以上も早い2月中旬頃に見頃を迎える早咲きの桜。さらに開花している期間が約1か月と長く、満開の期間も約1週間と長めなのも河津桜の特徴です。
ソメイヨシノと比べると花が大きくて色が濃いので、5~6分咲きでも華やかさがあり満足感たっぷり。木の丈が低いので、かわいい花びらを間近で見られるのも河津桜のポイント。ピンク色の桜の木が遠くまで続き、視界いっぱいに広がる春爛漫の景色に心がポカポカになりますよ。
河津桜まつり 2025年の開催期間
2025年の河津桜まつりは開花が遅れているため、最終日を2月28日から3月9日に変更することが発表されました。
【河津桜まつり 期間中のおもなイベント】
・がんばれ!輪島~出張輪島朝市
2月15日(土)・16日(日)、22日(土)・23日(日) 9:00~16:00
場所:河津桜観光交流館前
・夜桜ライトアップ
期間中毎日 18:00~21:00
場所:【桜並木】館橋~浜橋、かわづいでゆ橋付近
【名木】今井浜の桜、豊泉の桜、役場の桜、音蔵の桜、上河原の桜、涅槃の桜
・地場産品等の販売
期間中毎日 9:00~17:00
場所:河津川沿い
2025年の河津桜の開花予測、見頃はいつ?
気候によって開花時期が変わり、予測がとても難しい河津桜。今年は寒さの影響などで開花が遅れていて、開花が始まるのは2月25日以降の予測。満開になるのは3月上旬頃の見込みです。
河津桜まつりの公式サイトでは、開花状況や現地のライブカメラなども見られるので、確認してからおでかけを。
河津桜開花情報ダイヤル(24時間自動音声)でも確認できます。
電話:0558-34-1560
開催期間:2025年2月1日(土)~2025年3月9日(日)
開催時間:見学自由(ライトアップ18:00~21:00)
開催場所:静岡県賀茂郡河津町内(メイン会場は河津川沿い)
公式サイト:https://kawazuzakura.jp/
河津桜まつりの開催場所
河津桜まつりの最寄り駅は伊豆急行線の河津駅。駅を降りるとすぐに桜の木が見え、メイン会場となる河津川沿いへは線路沿いを歩いて3~4分で到着します。
駅周辺から出店も並ぶので、すでに楽しいおまつりの雰囲気たっぷりでワクワク!
河津駅から近い浜橋から上流の峰大橋まで、河津川には8つの橋が架かり、桜並木がずーっと続いています。端から端までゆっくり歩いて片道約1時間。爽快なお花見ウォーキングが満喫できますよ。
見どころスポット
河津川中流付近の荒倉橋から来宮橋の間は菜の花ロードになっていて、黄色い菜の花とピンクの桜のコラボは春らしくてかわいさ満点!
来宮橋より上流は川の両岸に桜並木が続き、とくに豊泉橋付近はベストポイント。清々しい川の流れと遠くに見える山並みも雄大です。
写真提供:河津町観光協会
近くには無料の足湯「豊泉の足湯処」があるので、桜を眺めながらひと休みできます。
写真提供:河津町観光協会
豊泉橋の近くには河津桜の原木があります。河津駅からは徒歩15分くらい。高さ約10m、幹の外周は約115cmの立派な木です。
今年はこの河津桜の原木が発見されてから70年という記念の年。この一本の桜から、河津町を盛り上げる一大イベントになるなんて、ロマンがありますね。
かわづいでゆ橋近くにある桜のトンネルは、夜間のライトアップも行われます。
写真提供:河津町観光協会
この近くに、日帰り温泉「踊り子温泉会館」や「峰温泉 大噴湯公園」があるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
「峰温泉 大噴湯公園」は1時間に1回、100度の温泉が地上30mまで噴き上がります。その迫力は想像以上!足湯やおみやげ店があり、温泉たまごを作って味わうこともできますよ。
河津桜まつりへのアクセス
電車での行き方
最寄り駅:伊豆急行河津駅(会場まで徒歩すぐ)
〈東京方面から〉
JR東京駅から特急踊り子号(直通)で約2時間40分
新幹線や在来線の場合は、JR熱海駅で伊東線に乗り換え、伊豆急下田行き(直通)で約1時間20分
〈名古屋・大阪方面から〉
東海道新幹線でJR熱海駅へ。伊東線に乗り換え、伊豆急下田行き(直通)で約1時間20分
車での行き方
〈東京・横浜方面から〉
東名厚木IC~真鶴道路(有料)~熱海ビーチライン(有料)~国道135号経由で約2時間30分
〈名古屋・大阪方面から〉
東名沼津IC~国道136号~伊豆中央道(有料)~修善寺道路(有料)~国道414号経由で約1時間20分
駐車場情報
「河津桜観光交流館」(河津町笹原72-12)周辺の駐車場
駐車料金:日中(8:30~17:00)普通車1台1,000円、夜間(18:30~21:00)200円
駐車場はほかにも会場周辺に点在していて全部で約1400台ありますが、すべて有料駐車場となります。
少し離れた「河津バガテル公園」(河津町峰1073)では駐車場を無料開放しています(約200台)。河津桜まつり会場までは歩いて25分くらいかかりますが、歩ける人にはおすすめです。
渋滞回避のポイント
河津桜まつり期間中は、河津町内の駐車場や周辺道路がとても混雑します。渋滞や駐車場待ちを避けたい人は、伊豆高原駅の大型駐車場に駐車して、パーク&トレイン(伊豆高原駅からの割引往復切符を販売)を利用するのがおすすめ!
伊豆急行「河津桜パーク&トレインフリーきっぷ」についてはこちら。
河津桜まつりの屋台・出店情報
桜の鑑賞はもちろん、河津桜まつりの魅力はグルメ屋台の出店の多さ!ぜひ、おなかを空かせて行きましょう。
屋台は河津駅前から並び、河津川沿いの桜並木や河津桜観光交流館周辺にもたくさん出店されます。桜を見ながら食べ歩きをしたり、椅子やテーブルなどもあるので、休憩がてら味わうのもいいですね。
屋台の数は100軒以上。会場にはおいしそうな香りが漂っています。焼きそば、たこ焼き、いか焼き、岩魚の塩焼き、肉串焼き、海鮮串焼き、焼だんご、五平餅などなど、あれもこれも食べたくなっちゃう屋台がいっぱい。
金目鯛の押し寿司、鹿肉カレー、わさび漬、生しぼりのミカンジュースなど、伊豆らしいメニューも盛りだくさん。ビールやサワーなどのアルコール類もありますよ。
川辺に下りて桜を眺めながら、お酒と一緒に屋台グルメを味わうなんて最高に贅沢なひととき!
さらに、桜たいやきや桜まんじゅう、桜おしるこ、桜ソフトクリームなど、フォトジェニックなピンク色のスイーツも人気です♪
屋台の営業時間・混雑状況
屋台の営業時間は、朝9:00~17:00頃が一般的。週末はとくに観光客が多く混雑するので、できれば平日の11:00くらいまでに訪れるのがベター。人気メニューは売り切れてしまうこともあるので、お目当てのグルメは早めにゲットして、桜を見るのは午後からゆっくり……というプランがおすすめです。
来宮橋から荒倉橋あたりのメインエリアは屋台が集中していて混雑しますが、少し離れた豊泉橋周辺は比較的人も少ないのでゆっくり楽しめます。
夜桜ライトアップにあわせて夜間に営業する屋台もあります。夜間のほうが混雑は少ないので、夜桜を楽しみながら夕食に屋台グルメを味わうのもいいですね。
河津桜まつりを楽しむためのポイント
混雑回避のおすすめプラン
週末を中心に観光バスの団体客なども訪れて、お昼以降はとても混雑します。できれば平日の午前中に到着してメイン会場をめぐったあと、日帰り温泉「踊り子温泉会館」でゆっくり休んだり、河津七滝まで足をのばしてみるのもおすすめ。
写真提供:河津町観光協会
カメやイグアナ、ワニ、ヘビなど爬虫類が好きな人は、体感型動物園「iZoo(イズー)」にもぜひ行ってみてください。
また、ちょっと贅沢にテラス席からお花見を楽しむのはいかがでしょう?
踊り子温泉会館隣接の「桜テラス~花絨毯~」では、高さ約4mのテラス席で豪華な会席膳弁当を味わいながら、河津桜をひとり占めできますよ。
写真提供:河津町観光協会
完全予約制のため、詳細はこちらで確認を。
夜桜ライトアップまで周辺を観光
朝早い時間帯はまだ混雑も少なくゆっくり桜を見られるうえ、空気が澄んでいるので青空と桜のコントラストがきれいです。
午前中に桜を鑑賞したら、電車に乗って周辺の熱川や下田などに移動して温泉や観光を楽しみ、夜桜ライトアップの時間になったらまた河津に戻るというのもあり!
写真提供:河津町観光協会
夜桜ライトアップは、まつり期間中の毎日18:00~21:00まで行われています。河津駅近くの桜並木もライトアップされているので、アクセスもラクラク。星空に映える桜の幻想的な雰囲気が最高に気持ちいいので、一日たっぷり河津や伊豆を満喫してみてください。
インスタ映えスポット&撮影テクニック
豊泉橋の朱色の手すりと桜並木のショットは、日本らしい風情があっていいですね。
川辺に下りると桜を見上げるような視点になり、ダイナミックな風景が撮れますよ。
河津桜と菜の花のカラフルで春らしい風景は、近くに寄ってパシャリ♪
高台から河津川沿いの桜並木が見渡せる、涅槃堂の桜見晴らし台。メイン会場から少し離れているため、人が少なめで、のんびり眺められる穴場ポイントです。
専用の駐車場もあり、横にある名木「涅槃の桜」はライトアップも行われます。
河津桜まつりは、早春の美しい景色と屋台グルメが楽しめる伊豆の名物イベント。混雑を避けるなら早朝や平日が狙い目です。桜のトンネルや夜桜ライトアップなど、時間帯ごとの異なる魅力も満喫しながら、特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
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※この記事は2025年1月時点の情報を基に作成しています。
