「香り・森」を意味するフランス語「パルファン・フォーレ」を愛称に持つ、香りをテーマにした珍しい博物館。正面ゲートを抜けると、古代四大文明と香りの関わりをモチーフにしたレリーフが迎えてくれます。
館内では、世界各国の香水瓶や日本の香道具など、香りに関連する美術工芸品が展示されており、香りを実際に体験できるコーナーも充実しています。1階の「香りの体験コーナー」では、パソコンを使ってその人に合った香りを診断し、オリジナルの香り作りが楽しめるのが特徴です。ショップでは、香水やお香、ハーブティーのほか、企画展に関連するグッズも販売されています。同館オリジナルの香水「藤かほり」は、熊野の長藤をモチーフにした、ここでしか買えない限定品です。「香りのカフェテラス」では、香りにまつわる書籍が約200冊取りそろえられており、隣接する公園を眺めながらゆったりとした時間を過ごせます。
香りを五感で楽しめる、多彩な魅力が詰まった施設です。