30分で完売(泣)藤井聡太さん効果でバカ売れ!【地元の老舗】「もう一生リピ確定」「カロリーも神」絶品黒みつ豆腐

こんにちは。くふうロコしずおか公式ライターの山ちゃんです。
暑さが厳しさを増す季節になると、不思議と恋しくなるのが、口当たりのよい涼やかな甘味。
今回ご紹介するのは、富士山の豊かな湧水に育まれた町、静岡県富士宮市で愛され続けてきた和スイーツ、『富士の菓子処 藤太郎』の「富士の湧水 黒みつ豆腐」。
将棋・竜王戦のおやつとして藤井聡太さんに選ばれたことでも知られる一品ですが、その魅力は話題性だけではありません。
いつか味わってみたいと心に留めていた憧れの和菓子を、この夏ようやくいただく機会に恵まれました。
竜王戦のおやつに選ばれた「富士の湧水 黒みつ豆腐(362円)」

全国的にその名が広まったのは、2022年10月29日。
富士宮市の旅館「たちばな」で行われた将棋・竜王戦七番勝負第3局で、対局2日目の午前10時のおやつとして提供されたことがきっかけでした。
この日、「富士の湧水 黒みつ豆腐」を選ばれたのは、藤井聡太竜王と広瀬章人八段(当時。現在は九段)のお二人。お二人が同じお菓子を選ばれたことで一躍注目され、多くの将棋ファンの関心を集めました。
(ちなみに、お飲み物は藤井さんがアイスコーヒー、広瀬さんは緑茶だったそうです。)
翌日には対局の余韻を味わおうと、多くの将棋ファンや地元の方々が店を訪れ、本店では当日販売分40個が30分足らずで完売したといいます。
とはいえ、このお菓子は突然現れた話題の商品ではありません。
2009年開催の「第1回 富士山グルメコンテスト」で金賞を受賞した実績を持ち、富士宮では以前から愛され続けてきた銘菓。全国区になる以前から、そのおいしさは地元で確かな評価を得ていました。
素材の良さを生かした、やさしい味わい
「富士の湧水 黒みつ豆腐」の原材料は、豆腐、豆乳、生クリーム、砂糖、牛乳、大納言小豆、ゼラチンのみ。
実にシンプルな素材だからこそ、一つひとつの質の高さが際立ちます。添加物や保存料は使用せず、卵も使われていないため、素材本来のおいしさを安心して楽しめます。

富士宮の老舗豆腐店こだわりの濃厚な豆乳と豆腐に、朝霧高原産の牛乳と生クリームを合わせ、丹波産大納言小豆を丁寧に炊き上げて閉じ込めた一品。黒みつは別添えになっており、自分好みの甘さでいただけます。
ヘルシーな夏の甘味
驚いたのは、そのカロリー。
黒みつをかけなければ108キロカロリー、黒みつを添えても128キロカロリーと、とても軽やかです。
甘いものを楽しみたいけれど、少しだけ気兼ねしてしまう——そんな気持ちにもそっと寄り添ってくれる和スイーツです。
口いっぱいに広がる、富士のやさしさ
まずは、素材そのもののおいしさを味わいたく、そのままいただきました。
ひと口運ぶと広がるのは、お豆腐ならではのやさしい甘み。
なめらかでつるりとした口当たりながら、すっとほどけるように消えていく食感が心地よく、暑さを忘れさせてくれます。
パンナコッタを思わせるクリーミーさもありますが、主役はあくまでも豆腐。どこまでも和の趣を大切にした、上品な味わいです。
そこへ黒みつをかけると、印象は一変します。

コクのある甘みが加わり、ふっくら炊き上げられた丹波産大納言小豆の風味がより豊かに感じられ、素材それぞれのおいしさが見事に調和します。
ひんやりとした口当たりと、やさしい余韻。
まるで富士山の涼風に包まれているかのような、穏やかなひとときを楽しむことができました。
保存方法と賞味期限
保存方法は要冷蔵。
購入時には保冷剤を付けてくださいますが、遠方に持ち帰る場合はクーラーボックスなどを用意しておくと安心です。
賞味期限は製造日から20日間。
生菓子でありながら比較的日持ちするため、自宅用はもちろん、贈り物にも選びやすいのも魅力です。
創業1932年。地元に寄り添う老舗『富士の菓子処 藤太郎』
黒みつ豆腐が購入できるのは、富士宮市内に3店舗を構える『富士の菓子処 藤太郎』。1932年創業の老舗和菓子店です。
▲和の趣ある店構えの藤太郎城北店
本店はJR身延線・富士宮駅近く、富士山本宮浅間大社のほど近くにあり、西駅前店はJR西富士宮駅前、城北店は富士宮警察署の東側に位置しています。
今回訪れたのは城北店。
ゆとりある駐車場が備わっており、車でも立ち寄りやすいのが嬉しいところです。
富士宮を訪れたら、ぜひ味わいたい銘菓
今回は店舗で購入しましたが、遠方にお住まいの方はオンラインショップでも購入できます。
ご自宅で楽しむのはもちろん、季節のご挨拶や大切な方への贈り物にも喜ばれることでしょう。
『富士の菓子処 藤太郎』には、「富士の湧水 黒みつ豆腐」のほかにも、富士山の恵みを生かした和菓子や、郷土の歴史にちなんだ銘菓、豊かな味わいの洋菓子まで、魅力あふれる品々が並びます。
「富士山はいぷっせチーズ(223円)」は、子どもの頃からのお気に入り。朝霧高原の卵が使用され、焼き上げられています。チーズクリームには生乳100%のバターを贅沢にブレンド。塩味のきいた絶妙な甘さがたまりません。

写真右「ひとくち落雁 富士のこけもも(4切れ入り300円)」は、富士山の型に打ち込んだ落雁の中に、富士山に自生する「こけもも」の餡が包み込まれています。
雪の富士山に、こけももの雲が浮かんでいる縁起の良さから、茶道の先生方から初釜のお菓子として選ばれているそうです。雑誌・婦人画報にも掲載された和菓子です。
写真左の「歴史銘菓 駒止めの桜(195円)」は、滑らかな黄身餡が薄皮に包まれ、頂点には桜の花の塩漬けがあしらわれています。
その昔、源頼朝が富士の巻き狩で、陣屋を設けた井出家にあった桜の枝に馬をつないだという逸話から生まれたお菓子。皮も黄身餡もしっとり柔らか。上品な甘みのお菓子です。
こうした四季折々の風情を映したお菓子との出会いも、このお店ならではの楽しみの一つ。
富士山を望むこの土地で育まれた一菓には、豊かな自然の恵みと、長年にわたり受け継がれてきた職人の心が静かに息づいていました。
暑さが続くこの季節だからこそ味わいたい、涼やかな甘味。
富士宮を訪れる機会がありましたら、ぜひ足を運び、土地の風土が織りなすやさしい味わいに、心ほどけるひとときを委ねてみてはいかがでしょうか。
住所:〒418-0062 静岡県富士宮市城北町452
電話番号:0544-26-0811
営業時間:月~金9:00~18:30、土・日9:00~17:30
※祝日は時間変更の可能性あり
駐車場:あり
公式ホームページ: 富士の菓子処藤太郎
※この記事は2026年8月時点での情報を基に作成しています。
※施設・店舗情報は公式サイトおよびGoogleマップの情報を基に作成しています。