まるで昭和へタイムスリップ!駄菓子15円〜&出汁染み“おでん”【吾作商店】「懐かしすぎて涙腺崩壊」「全世代が悶絶♡」

こんにちは。くふうロコしずおか公式ライターの山ちゃんです。 静岡のご当地グルメといえば、やはり『静岡おでん(しぞーかおでん)』。
今回は、静岡県静岡市駿河区・匠宿エリアにある『吾作商店』を訪ねました。
吾作商店は、2023年3月のオープン以来、数ある静岡おでんの名店のなかでも、ひときわ趣深い空間と確かな味わいで注目を集めている一軒です。
「静岡では、駄菓子屋におでんあり」
そんな昔ながらの文化を今に伝える、貴重なお店でもあります。
それでは早速、吾作商店の魅力をご紹介しましょう。
「匠宿エリア」内にある吾作商店へのアクセス
吾作商店は、静岡市駿河区丸子にある『匠宿エリア』内に位置しています。 JR静岡駅から車で約15分。静清バイパス丸子インターを降りてすぐ、自然に囲まれた穏やかな場所です。
匠宿エリアは、静岡の伝統工芸や文化にふれられる複合施設。日本最大級の工芸体験施設「駿府の工房 匠宿」を中心に、宿泊施設や飲食店などが点在し、1日中楽しむことができるエリアです。
吾作商店は、その一角に暖簾を掲げています。
無料駐車場も完備しています。

こちらが吾作商店の入口です。愛らしい飛び出し坊やに迎えられ、思わず頬が緩みます。それでは中へ入ってみましょう。
扉の向こうに広がる、懐かしくて温かい昭和の世界
扉を開けると、目の前に広がるのは、昔懐かしいポスターや駄菓子、玩具たち。 まるで「久しぶり、元気だった?」と声をかけられたかのような、不思議な温もりに包まれます。
どこか懐かしく、そして新しい——。 大人には郷愁を、若い世代や子どもたちにはレトロな楽しさを感じさせる空間です。

さまざまな駄菓子や、懐かしいキャラクター商品が所狭しと並び、訪れた人々の会話が自然と弾みます。世代を超えて楽しめる、まさに“みんなの居場所”。

店内には、静岡おでんや軽食を味わえるテーブル席とカウンター席が用意されており、おひとり様からグループまで心地よく過ごせます。雰囲気も申し分ありません。
湯気とともに香る、お店自慢の絶品静岡おでん
銀色の四角いおでん鍋から、竹串に刺さった具材が顔をのぞかせます。 静かな時間の流れとともに、やわらかな湯気が立ち上ります。

メニューには、静岡おでんの代表格、黒はんぺんや牛スジをはじめとした定番の具材がずらり。 なかでも人気は、大根とこんにゃく。こんにゃくは他店よりもやや大ぶりで、食べ応え十分です。県外からの来店客には、やはり黒はんぺんが人気だそうです。
おでんは、自分で選んで皿に盛り付けるスタイル。 鍋から好みの具を引き上げる瞬間のワクワク感も、また格別です。
食後は、竹串を専用の容器へ。 串の色と本数で金額が決まり、最後に会計をする昔ながらの仕組みも健在です。
風味を引き立てる、静岡ならではの『おでんの粉』
静岡おでんといえば、欠かせないのがおでんの粉。その正体は、イワシの粉末(だし粉)と青のりです。 おでんにだし粉をかける文化は、静岡ならではの特徴のひとつです。ぜひ試してみてください。
さらに嬉しいことに、からしと味噌も卓上に用意されており、好みに応じて味の変化を楽しめます。
今回、私が選んだおでんはこちらです。

出汁が染みた、見た目も愛らしい「なると」
一口大にカットされたなるとが竹串に刺さり、まるで団子のようです。 もちもちとした食感に、なると特有の風味と出汁の香りが絶妙に調和します。
多彩な食感が楽しめる、絶対に外せない「牛スジ」
弾力のある部分と、とろけるような部分。 牛スジならではの多彩な食感が楽しめます。牛肉ゆえに少しだけ高めの価格設定ですが、その価値は十分にあります。
旨みが芯まで染み渡る「大根」と「黒はんぺん」
大根は、芯まで出汁が染み込み、驚くほど柔らか。濃厚な香りと瑞々しさが印象的です。
黒はんぺんもまた、いわしの旨みと出汁が一体となり、ここでしか味わえない美味しさを生み出しています。
唯一無二の味わいを生む、吾作商店の出汁の秘密
吾作商店の出汁は、匠宿で活躍する料理人の方々が試行錯誤を重ねてたどり着いた味。 出汁と具材をじっくり煮込み、その汁を継ぎ足しながら育てていくことで、濃厚で奥行きのある味わいに仕上がっています。この積み重ねこそが、吾作商店ならではの“唯一無二”なのです。
静岡おでんと一緒に味わう、ふんわり手作りおにぎり

吾作商店では、静岡おでんのほか、日替わりのおにぎりも楽しめます。 この日は明太子と鮭わかめ。スタッフさんが丁寧に握るおにぎりは、ふんわりと握られ、やさしい口当たり。どこか懐かしさを感じさせます。
他にも、しそ昆布、ツナマヨ、梅ひじきのラインナップがあるそう。 訪れるたびに「今日は何かな?」という楽しみが増します。

おにぎりには、やはり味噌汁を(別途料金)。 お茶は無料で提供されるのも嬉しい心配りです。
食後のお楽しみ!大人も童心に帰る駄菓子コーナー

店内には、昔懐かしい駄菓子やアイス、ドリンクがずらり。
くじ引きやユニークなおもちゃ、さらにはシルバーの指輪まで揃い、大人の心もくすぐられます。
駄菓子は最も安いもので15円から。 子どもたちがお小遣いを握りしめて選べる、優しい価格設定です。
スタッフさんは、子どもたちを温かく見守りながら、時にはアドバイザー役に。そんな交流も、この店ならではの光景です。
ちなみに私は、こちらのお菓子を購入しました。 皆さんのお気に入りの駄菓子は何でしょうか?

幸せな原体験から生まれた、山梨社長の「吾作商店」への想い
吾作商店は、匠宿エリアを手がける株式会社創造舎 代表取締役社長・山梨洋靖氏の特別な想いから生まれた空間です。
店舗のモデルとなったのは、静岡市駿河区の「さとう商店」。 少年時代の山梨社長が、かけがえのない時間を過ごした場所でした。
その温かく幸せな原体験が、今このような形となり、私たちを楽しませてくれているのだと感じます。
内装から商品構成、おでんや軽食の味に至るまで、一切の妥協がないとのこと。
この素晴らしき昭和レトロの世界は、山梨社長とスタッフの皆さんが力を合わせ、リアリティを追求し続けている、現在進行形の“作品”なのだと私は受け止めました。
時間を忘れて長居したくなる「心の故郷」
吾作商店でおでんを味わっていると、つい時間を忘れて長居してしまいます。 それはまるで、実家や親戚の家に遊びに来たような、安らぎの感覚。
それこそが、吾作商店ならではのホスピタリティなのでしょう。
吾作商店は、いつ訪れても温かく迎えてくれます。 きっと、あなたにとっての「心の故郷」になるはず。 ぜひ一度、足を運んでみてくださいね。

所在地: 〒421-0103 静岡県静岡市駿河区丸子2989-3
駐車場:あり
営業時間:10:00~17:00(食事の提供は11:00~16:00)
定休日:火曜日(火曜祝日の場合は営業。翌平日休業)
※この記事は2026年4月時点での情報を基に作成しています。
※施設・店舗情報は公式サイトおよびGoogleマップの情報を基に作成しています。