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【参加費無料】夏休みの課題の救世主(泣)自由に工作♪【島田市博物館】「アート体験やタイムスリップ体験!?」「日本で唯一」激レア体験

公開 : 2025.08.07
更新 : 2025.08.07
クララ
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静岡県中部
公開 : 2025.08.07
更新 : 2025.08.07
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【参加費無料】夏休みの課題の救世主(泣)自由に工作♪【島田市博物館】「アート体験やタイムスリップ体験!?」「日本で唯一」激レア体験

こんにちは、くふうロコしずおか公式ライターのクララです。

今回は、島田市博物館の夏休み限定の体験と、中学生以下は無料で拝観できる博物館をご紹介します!

旧東海道沿いの博物館

IMG_3134.jpg 島田市博物館は、江戸時代に「川越し」の舞台となった旧街道沿いにある大井川そばの博物館です。本館と分館があり、企画展や宿場町の歴史が分かる常設展の本館と、明治時代の日本家屋や民俗資料室が見られる分館があります。

夏休みの課題は博物館でできる!?「あ~と工房 キッズデー」

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家だと図工の作品は作りにくいという方に必見なのが、2025年8月8日(金)と9日(土)に開催される「あ~と工房 キッズデー」。参加費無料の小学生向けのイベントで、博物館の整理工作室に画材を持参して、自由に作品づくりが楽しめます。

あ~と工房1.jpg
参加には博物館ホームページから電子申請の予約が必要で、各日10時から12時、13時から15時30分まで全4回の枠があります。小学3年生以下は保護者同伴で参加できます。画材に悩んだら、予約時にペンダントトップが500円で購入できますよ! 当日でも空きがあれば、予約可能です。

本館は常設展と企画展

本館は、1階に常設展と2階に時期ごと変わる企画展があります。分館や川越遺跡を見る前に、まず本館で島田の歴史を知ってから、回ることをおすすめします!

江戸時代の島田が分かる!?常設展

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常設展では、江戸時代の島田宿やどのように川を渡っていたか川越しの様子が分かるジオラマや、実際に住民や旅人が使用されていた品々の展示が見られます。他にも、島田宿発祥の「島田髷」や、島田を代表するお祭りであり日本三奇祭の一つ「帯祭り」の資料も展示されています。

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そして、近年話題の刀剣の展示もあります。天下三槍の一つである「御手杵」は島田の鍛冶職人の五条義助が作ったもので、その弟子たちが作った刀剣が2振展示されています。

戦後80年の企画展「戦争を忘れないー島田市が歩んだ太平洋戦争」

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2階の企画展では現在、「戦争を忘れないー島田が歩んだ太平洋戦争」が9月21日まで開催されています。なかなか県内では見られない広島の原爆の資料や、戦時中の様子が分かる資料が多く展示されています。本物が見られる機会はめったにないので、この機会をお見逃しなく。

日本で唯一の「大井川川越遺跡」

IMG_2211.jpg 江戸時代を代表する浮世絵の一つ「東海道五十三次」の「嶋田宿」にも描かれ、「箱根八里は馬でも越すが 越すに越されぬ大井川」と江戸時代の民謡に詠まれるほど大井川は有名で、その宿場町であった島田宿。

道幅も当時と変わらず、雰囲気を色濃く残す日本で唯一の川越遺跡である「大井川川越遺跡」を分館までの道中楽しめます。

IMG_2209.jpg 旧街道沿いに並んだ番宿は中も入って見学できます。番宿のどこかには、川越しをする時に使用していた「連台越し」の再現が置いてあります。展示品のため乗ることはできませんが、どのようなもので川を渡っていたのか、想像しながら見てみてくださいね。

各番宿の中にも展示があり、本館で見た資料がリアルに感じられますよ!

明治から昭和まで学べる博物館分館

IMG_2207 (1).jpg 川越遺跡を進んでいくと左手に見える大きな2階建ての日本家屋が分館です。 本館と分館はセットのチケットになっているので、本館で購入したチケットを受付で見せると入館できます。

明治時代の日本家屋「旧桜井邸」

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分館の日本家屋は、明治33年に建てられた地主が所有していた家で、現在は国の登録文化財になっています。池のある庭、茶室、かまどのある台所、冒険気分で見てみてくださいね。少し前までどのように暮らしていたか発見がたくさんあるかも!?

版画家海野さんのコーナー

IMG_3338.jpg 中庭の先には、静岡県出身の版画家海野光弘氏の収蔵品展が観賞できる「海野光弘版画記念館」があります。どこかなつかしい昭和の田舎の風景を描いた作品が多く、空や田んぼなどの色鮮やかさや明暗のコントラストなど一度見たら引きつかれる作風です。現在の展示は「私がつける絵の名前」と題して、作品のタイトルが各作品ついていないので、ぜひどんなタイトルが似合うか想像しながら鑑賞してみてくださいね。

触れる展示が多く並ぶ民俗資料館

IMG_3349.jpg 海野光弘版画記念館の奥をさらに進むと、「民俗資料室」があります。 右手と左手と二つ部屋があり、それぞれ見学できます。右の部屋には、学校や家で使用されていたものなど、江戸末期から昭和までの展示品が並んでいます。

IMG_3343.jpg 民俗資料室の展示品の中には実際に触ることができます。こちらは大正時代に学校で使われていた机と椅子。木琴も置いてあるので、大正時代の小学生になった気分で着席してみてはいかがでしょう。

IMG_3347.jpg 左の部屋にも、昭和まで使用されていた日用品を始め、レトロな品々が並んでいます。足踏みで弾くオルガンは弾くこともできます。民俗資料室は多くの展示品が試すことができるのが魅力的です!

本館から川越遺跡に分館まで回ると、江戸時代から昭和までタイムスリップした気分にもなれる博物館です。珍しいものが見れて実際に触れる体験をぜひ夏休みの思い出にしてくださいね! 休憩したくなったら、受付でラムネと島田茶が購入できて一服できますよ!

■島田市博物館
場所:静岡県島田市河原1丁目5-50
営業時間:9:00~17:00(最終入場16:30)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)※川越遺跡を除く
駐車場:有り
ウェブサイト: https://www.city.shimada.shizuoka.jp/shimahaku

※この情報は2025年8月の情報を基に作成しています。

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この記事を書いた人
クララ
クララ
静岡生まれ静岡育ち。カメラとカフェ巡りが好きなライター。静岡県の穴場スポットを紹介していきます!
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