お魚天国市場と呼ばれる【沼津港】を1日満喫!海鮮丼・ランチ・スイーツ・お土産・エンタメ情報満載!

こんにちは、くふうロコ公式ライターmayaです。
港への水揚げのほか全国各地から新鮮な魚介が集まり「お魚天国市場」とも言われる沼津港。本記事では沼津港の飲食店街や水族館、おみやげ情報など、沼津港を1日楽しむための情報を凝縮。バス、自家用車、徒歩、レンタサイクルでのアクセス情報や駐車場情報なども詳しく解説します。
沼津港で食べて、遊んで、1日満喫できるためのガイドマップ
県内では焼津に次いで第2位の漁獲量を誇る沼津港。サバ、アジ、イワシなど約1000種類もの魚介が年間約3万4000トン水揚げされ、陸送品を含めると取扱量は約6万1000トン。それがお魚天国市場と言われる所以です。
そして沼津といえばアジの干物。国内生産量の約半分を占める日本トップクラスの伝統産業です。ならば、味わなければ損!沼津で海鮮、干物を食べずには帰れません。
沼津港の全体像が知りたい!
「みなとオアシス沼津」として、魚市場を備えた複合施設「INO(イーノ)」をはじめ、大型展望水門「びゅうお」、マーケットモール「沼津みなと新鮮館」のほか、飲食店街、みやげ店、遊覧クルーズ、公園、大型駐車場などコンパクトながらも充実した施設が整う沼津港。場所柄夕方までの営業店が多いのも特徴です。
▲大型展望水門「びゅうお」
▲「INO」では早朝セリの見学も可能
▲沼津みなと新鮮館・魚市場沿いが一番線、その東側が二番線の道路
マップを手に入れよう
まずはマーケットモール「沼津みなと新鮮館」でマップを入手するのがおすすめ。店舗情報もたくさん掲載されているので目星をつけるのに役立ちます。
魚問屋直営、干物屋直営、水産会社直営など、魚を見る目に長けた店ばかりが並ぶのも港町ならでは。地元素材や地元にちなんだスイーツやおみやげ、港関連グッズなどもたくさんあるので、お茶タイムやおみやげ選びも楽しいですね。
圧倒的な存在感を放つ「港八十三番地」
沼津港入り口で目を引くのが「港八十三番地」。賑やかな雰囲気のこのエリアは「駿河湾を味わう町」をコンセプトに、沼津港に水揚げされた新鮮な海の幸を使った海鮮丼、寿司、浜焼きを楽しめる店のほか、ベーカリーやカフェなどがあり、世界で唯一、深海に特化した水族館、ライド型やVR空間を再現したアトラクションも楽しめます。駿河湾ならではの深海の世界をぜひ体感してください。
東西2本のメイン道路に店舗が集結
魚市場沿いの通りと1本東側にあるウェーブ型の通り、この2本が沼津港のメインとなる通り。
港入り口に建つ「沼津みなと新鮮館」を筆頭に「港八十三番地」「潮さい市場」「沼津港横丁」「魚食館」「ダイノブセンター」「みなと旬彩街」などの飲食街があるほか、通り沿いには数多くの飲食店、みやげ店が軒を連ねます。その数、食事処だけでもざっと約50軒以上。食べ歩きできる飲食店を含めると60軒以上と、どこで何を食べようか悩むレベル。その中でも編集部と集めた選りすぐりのお店をご紹介します。
海の幸を存分に味わおう! 地元ならではのスイーツも!
「海鮮丼」おすすめ4選
抜群の鮮度の良さに加え、こだわりの魚介をたっぷり盛り付けた海鮮丼は必食。ネタの種類や食感のバランス。各店自慢のこだわり海鮮丼をご紹介します。
食事処ふみ野
朝6時からオープンする海鮮丼専門店「ふみ野」。丼物の種類も多く、店長の確かな目利きで仕入れる新鮮な魚介を使ったメニューが数多くそろっています。
マグロやサーモンを使った定番丼のほか、釜あげシラスや桜エビなど静岡ならではの丼メニューもあり、イクラやホタテなどさらにネタをトッピングすれば、より豪華&自分好みの丼にカスタマイズもできちゃいます。
▲「ふみ野丼」1890円。静岡ならではの釜あげシラス、生桜エビ、ネギトロがたっぷりとのる
▲「海鮮丼(うに入り)」2680円。マグロ、ホタテ、カニ、イクラ、ネギトロ、ウニも入って贅沢
▲写真付きの大きなメニュー表。何がのっているか一目瞭然
住所: 静岡県沼津市千本港町109 ダイノブセンター1F
電話番号: 055-952-3923
営業時間: 6:00〜LO16:30(ネタがなくなり次第終了)
定休日: 火曜(祝日は営業、翌日休み)
https://x.com/fumino_minato
五鉃
その日仕入れた新鮮な魚介に天城産ワサビ、柿田川の湧水、静岡コシヒカリ、掛川産深蒸し茶という5つのこだわりを持つ海鮮丼専門店。
旬の鮮魚を盛った「壱鉃」を基本に、イクラやズワイガニ、ウニなどをのせた豪華な「五鉃」まで、5種の丼を提供しています。まずは醤油とワサビで食べ進めたら、キンメダイの出汁を加えて「まご茶漬け」に。「一品で二度おいしい」丼を存分に味わってください。
▲その日の仕入れから選んだ鮮魚を盛った基本の「壱鉃」1628円
▲キンメダイの出汁を注いで「まご茶漬け」を楽しもう
▲沼津港直送の朝採れの魚をこだわりの丼で味わえる
住所: 静岡県沼津市千本港町121-2
電話番号: 055-946-5835
営業時間: 11:00〜16:00 、土・日曜、祝日〜16:30 ※ネタが終わり次第終了
定休日: 無休
https://numazu-gotetsu.com/
駿河の味 どんむす
ボリューム満点の丼メニューが人気の「どんむす」。
魚市場仲買人の権利を持つ水産会社直営店という強みを生かし、沼津魚市場から毎朝仕入れる新鮮な鮮魚をリーズナブルに多彩な料理で味わえるのが魅力です。
脂がのった天然マグロや駿河湾特産の生桜エビ、生シラスは刺し身や海鮮丼で。その日に仕入れた鮮魚が姿盛りで提供されるのもうれしいですね。人気の「鯛のごま醤油丼」は、まずはそのまま、半分残して鯛のアラで取った出汁をかけて味変。お茶漬けでさらさらと味わうのも美味です。
▲エビ、サーモンや白身魚など約10種類の魚介がのる「海鮮丼」1980円。紙鍋を敷いた竹かごに海鮮を盛り付け、ご飯と分けて提供される
▲「上刺身定食」2180円。その日に仕入れた9種の魚介を味わえる刺し盛り
▲みなと旬彩街にある店舗
住所: 静岡県沼津市千本港町115-4
電話番号: 055-962-5111
営業時間: 11:00〜LO15:00、土・日曜、祝日〜LO17:00
定休日: 木曜
https://n084303.gorp.jp/
ごはんどころ海賊亭
沼津港で毎日水揚げされる新鮮な魚介を刺し身や海鮮丼、フライ、煮付けなどで楽しめる「ごはんどころ海賊亭」。
沼津港の食堂街「港 旬彩街」にある和食料理店で、アジフライやカサゴの唐揚げなど、メニューが豊富なところも魅力です。中でも味と鮮度にこだわった旬の地魚を使った「海賊丼定食」はぜひ味わいたい人気メニュー。より豪華なネタを盛り込んだ「数量限定海賊丼定食」もおすすめです。
▲「海賊丼定食」1980円。※旬の地魚を取り扱うため内容が異なる場合あり
▲旬彩街の専用駐車場も完備
▲魚たちが泳ぐ円柱水槽を見ながら食事を楽しもう
住所: 静岡県沼津市千本港町115-4
電話番号: 055-952-5525
営業時間: 8:00〜16:00 (LO15:00)
定休日: 金曜(祝日の場合は営業)
http://www.kaizokutei.com/
浜焼き?それとも海鮮?沼津港おすすめ3選
「海鮮丼以外で食べたいな」という方におすすめなのが浜焼きスタイル。焼きたて熱々をたっぷりと味わいましょう。刺身や唐揚げなど一品料理も味わえるならさらに魅力大!
海鮮丼・浜焼き かもめ丸
2023年2月にリニューアルオープンした「かもめ丸」。テーブルに設置された浜焼き用コンロで貝焼きや干物などの焼きものを楽しめます。浜焼きだけでなく、海鮮丼や刺身定食、アジフライなど海鮮料理や一品料理も充実しているので、両方楽しみたい人にもぴったり。テラス席もあるのでペットと一緒に食事を楽しめるのも◎ですね。
▲ホタテ、赤エビ、白ハマグリが各1点ずつ入る「浜焼き3種盛り」1045円のほか、豊富な焼き物メニューがそろう
▲昭和の風情を感じるレトロな店内で浜焼きを楽しめる
▲新鮮な魚介を使った「駿河湾海鮮丼」2420円など海鮮丼メニューもおすすめ
住所: 静岡県沼津市千本港町101
電話番号: 0558-79-3512(総合予約センター 受付時間10:00〜16:00)
営業時間: 11:00〜15:00(LO14:30) ※土・日曜、祝日10:30〜
定休日: 不定休
https://www.senbonichi-kamomemaru.jp/
海女小屋BBQ
南伊豆の現役海女さんがプロデュースした浜焼きの店。ハマグリ、牡蠣、サザエなどの貝類を中心に海鮮、干物など40種類以上ある食材から好きな物を選び自分で焼くスタイル。お酒に合う日替わりの一品や珍しい深海魚、ホイル焼きやアヒージョもあります。ペット同伴の席もあるので、愛犬と一緒に浜焼きを楽しめます。
▲貝が開き、グツグツいい出したらもうしばらくの辛抱
▲水槽から好きな食材を選ぼう
▲海の家のような店内。昭和にタイムスリップしたよう
住所:静岡県沼津市千本港町80
電話番号: 055-954-3935
営業時間: 10:00~16:00 ※土・日曜、祝日〜17:00
定休日: 無休
https://amagoyabbq.gorp.jp/
沼津魚市場仲買人の食堂 沼津かねはち
沼津魚市場仲買人直営ならではの鮮度抜群の海鮮料理をいつでも楽しめるお店です。
おすすめは数量限定の「特選海鮮ひつまぶし」。彩りも美しいひつまぶしは、まずはワサビ醤油で、次に温泉卵と薬味を混ぜて、最後に出汁茶漬けと、3つの味わいを楽しめます。ボリュームもたっぷりなので満足できること間違いなし。
▲「特選海鮮ひつまぶし」2618円。あら汁、小鉢、漬物付き
▲真サバを使用したこだわりの「自家製さば押し寿司」1518円もおすすめ
▲黒を基調としたモダンでおしゃれな雰囲気
住所:沼津市千本港町109
電話番号: 055-954-0008
営業時間: 11:00〜16:00(LO15:30) ※土・日曜、祝日〜17:00(LO16:30)※ネタがなくなり次第終了
定休日: 無休
https://numazu-kanehachi.gorp.jp
サクサクふわふわ食感を楽しむ 絶品アジフライの店
沼津といえばアジ、アジといえばアジフライ。沼津港にはアジフライを提供するお店が数多くあります。その一部をピックアップします。
沼津魚仲買商協同組合直営 あじや
質と鮮度は折り紙付き。
どの料理も一から手作りにこだわる「あじや」で必食なのがアジフライです。大ぶりで肉厚なアジを捌きからすべて手作業で行い、こだわりの生パン粉で外はサクッと中はふっくらジューシーに。自家製タルタルソースがさらにおいしさを引き立てます。アジ好きならタタキ、フライ、干物の3種を味わえる「あじづくし定食」1980円もおすすめ。ひもの加工組合員が厳選するアジの干物もぜひ味わってくださいね。
沼津出身のキャラクターが主人公たちのアニメ「ラブライブ・サンシャイン」で、キャラクターの鞠莉(MARI)ちゃん推し店として登場シーンがあり、聖地になっています。店内にはポスターがいっぱいです。
▲毎日手作りする「アジフライ定食」1750円。ボリュームがあるため「一枚定食」1100円もある
▲「桜御膳定食」2200円。アジのほか、生シラス、生サクラエビとサクラエビのかき揚げが付く
▲平日・数量限定の日替わりランチがお得。「Aランチ」550円、「Bランチ」1100円。ランチは9:30〜からOK
▲店先では自家製総菜なども販売
住所: 静岡県沼津市千本港町128-1 沼津みなと新鮮館内
電話番号: 055-964-1400
営業時間: 食堂9:30〜14:30(土・日曜、祝日9:00〜14:45)、販売9:00〜16:00
定休日: 第2・4火曜(月により変更あり)
https://x.com/numazukou_ajiya
海鮮丼と魚河岸定食 さかなや千本一
定食や一品料理、海鮮丼など豊富なメニューがそろう人気店「千本一」。新鮮なアジを使うアジフライは、外はサクサク、中はふんわりとした食感で、ジューシーな旨みがたっぷりと詰まった逸品です。定食はもちろん「アジフライ丼」も用意。単品注文できるので追加オーダーにも最適です。同店の沼津港横丁には縁日コーナーもあり賑やかな雰囲気に包まれています。
▲「アジフライ丼」1430円。タルタルソースとレモンで味わうのもおすすめ
▲「アジフライ定食」1780円。3枚のアジフライが入り、食べ応えも十分
▲一人客から団体客まで利用できる大型店。姉妹店の「かもめ丸」も隣接
▲スマートボール、射的など縁日コーナーは各ゲーム500円
住所: 静岡県沼津市千本港町101
電話番号: 0558-79-3512(総合予約センター 受付時間10:00〜16:00)
営業時間: 11:00〜15:00(LO14:30) ※土・日曜、祝日10:30〜
定休日: 不定休
https://www.senbonichi-kamomemaru.jp/
にし与
早朝に訪れる仲買人も多く、11時前には店前には行列ができる不動の人気店です。朝、市場で仕入れる新鮮な魚介を使ったメニューは、刺し身、フライ、煮付けなど約80種類。衣の色が少し濃いめのアジフライの秘密は専用パン粉とラードで揚げるから。風味良く、さっくりふんわりとした食感で自家製ソースとも相性抜群です。アジフライと刺し身がついた「魚河岸定食」1200円、「にし与丼」2500円が人気です。
▲「アジフライ定食」1200円。ご飯、味噌汁、漬物がつく
▲ボリュームある定食をリーズナブルな価格で味わえる
▲週末は終日行列覚悟で。平日9時台の来店が狙い目
住所: 静岡県沼津市千本港町109 ダイノブセンター内
電話番号: 055-951-6041
営業時間: 6:00〜10:00、10:50〜15:00
定休日:水・木曜
沼津港名産のスイーツ
沼津港にある数少ないスイーツ店の中でも一度見たら忘れられない印象的なスイーツがこちら。散策休憩や食後のデザートに。
しーらかんすCafe
カラフルなシーラカンスモナカをのせたソフトクリームが目を引くカフェ。ソフトクリームは風味豊かな伊豆産生乳のミルク味、伊豆産紅ほっぺを使った濃厚なイチゴ味のどちらも本格的な味わいです。厳選した地元食材で焼き上げるシーラカンス型パンケーキは食べ歩きにぴったり。暑い日には天然純氷の深海かき氷もおすすめです。構想に2年を費やしたメンダコをモチーフにしたプリンアラモードもぜひお試しを。
▲「深海ブラックソフトB(ミルクと苺のMIXソフト)」700円〜。ソフトクリームはミルク、ミックス、紅ほっぺ苺(750円)の3種から選べる
▲「めんだこプリンアラモード」900円(土・日曜、祝日のみ販売)。パタパタとメンダコが泳ぐ姿を再現。濃厚なイチゴミルク味のプリンの下には海ゼリーやパンケーキ、フルーツが入っている
▲「串で食べるシーラカンス」パンケーキを串スタイルで! 和芋クリーム入り
住所: 沼津市千本港町128-1 沼津みなと新鮮館内
電話番号: 055-963-1515
営業時間: 11:00〜16:00 ※土・日曜、祝日〜17:00
定休日: 火曜
https://shirakansu.com/cafe/
沼津深海プリン工房 青とプリンとジェラートと
深海の青をテーマにした「沼津深海プリン工房」の2号店。プリンをそのままジェラートにした深海ジェラートや、なめらかでとろけるプリンが食べられます。プリンとジェラートを両方食べたい欲張り派には、プリンの上にジェラートをトッピングしたプリンジェラートがおすすめです。店内奥のカフェスペースでは、トリックアートやフォトスポットもありもっと遊びを楽しめます。
▲沼津の名物深海プリンをアップデートした「深深海プリン」は2号店のみの限定
▲深海プリンの味がそのままジェラートに。深海のような深いブルーが特徴的なラムネジェラートが1番人気
▲プロジェクションマッピングとトリックアートが楽しめる空間もある
住所: 静岡県沼津市千本港町124
電話番号: 055-957-4223
営業時間: 10:00~17:00 ※土・日曜、祝日〜17:30
定休日: 無休
https://www.ashitakacha.co.jp/index.html
マルニ茶業
沼津愛鷹山に茶畑を持ち自社工場で製茶した愛鷹茶のみを販売。店頭では愛鷹茶の粉茶を練り込んだ「抹茶ソフトクリーム」が人気です。甘さ控えめの濃厚な抹茶ソフトに大納言をトッピング。大人が満足できる逸品スイーツです。店頭では目の前で袋詰めする茎煎茶が好評。玉露をブレンドしてあるので色鮮やかで風味豊かな口当たりです。深蒸し茶だけでも7種類。和紅茶やティーバッグなど豊富にそろいます。
▲気軽にスタッフに声をかけ、試飲もしてくださいとのこと
▲「抹茶ソフトクリーム」450円。「抹茶ソフトフロート」も人気
▲冷たい「深蒸し緑茶」200円も店頭に並ぶ
▲こだわりのアイスクリームもぜひ。各280円
住所: 静岡県沼津市千本港町128-1 沼津みなと新鮮館内
電話番号:055-943-7676
営業時間:9:00〜16:00 ※土・日曜、祝日〜16:30
定休日: 第2・4火曜
https://www.ashitakacha.co.jp/store/
https://www.instagram.com/marunichagyou/?hl=ja
究極の生ジュース 寿太郎号
沼津のフルーツといえば西浦みかん「寿太郎」。西浦久連(くづら)のみかん農家、丸榮直営のキッチンカーで販売するジュースはすべて寿太郎を使用。S、R、Lサイズがあり、それぞれ5個、7個、10個を使い、注文ごとに作ってくれます。ジュースは色鮮やかで糖度が高く、甘みと酸味のバランスが絶妙。夏季は自家製みかんシロップを使ったかき氷やレモネード、冬季は焼きみかんも登場するそう。
▲Sサイズ500円、Rサイズ700円、Lサイズ1000円(写真はLサイズ)
▲レモン、ネーブル、不知火、はるみなど収穫時期ごとに販売
住所: 港八十三番地駐車場横
電話番号: 055-919-2113(丸榮)
営業時間: 10:00〜17:00
定休日: 火曜
https://maruei.or.jp/
港町の厳選みやげ
観光に来たらおみやげは必須ですよね。自宅でもう一度味わいたい、沼津港ならではの物を買いたい、そんなお望みを叶えます。
間違いない! 沼津みやげの定番干物
沼津に来たらぜひ購入したいのが干物。アジの干物はもちろん、太刀魚、鯛、アオリイカなど、あちらこちらの店先においしそうな干物が並んでいます。すぐに食べるならチルド、日持ちする冷凍や真空パックなど、それぞれの用途に応じて選ぶのがおすすめです。
サスヨ海産物市場
大きなセイロに種類豊富な干物がずらりと並ぶこちらは沼津港最大規模の店。金目鯛、真鯛、太刀魚、真アジ、カンパチなど30種類はあるそう。毎朝製造する天日干しの干物が店頭に並びます。そのほか、醤油みりん干し、生シラス、桜エビ、貝類などの生鮮、塩辛などの加工品も取り扱っています。
▲どれにしようか迷ったら、まずは「地物」シールを目印に選ぶのがおすすめ
▲一皿売りなので価格も一目瞭然
▲購入した海鮮でBBQも楽しめる(1卓500円)
▲タコの干物は炊き込みご飯や唐揚げなどにもアレンジOK
マルヤ水産直営2号店
沼津港内に2店舗を構えるマルヤ水産直営店。おすすめは店先に並ぶ「朝開きの干物」。明治22年創業の老舗店が作る自慢の干物です。2号店では海を見ながら干物を自分で焼き、アツアツを味わえる「ちょい食べ干物」1切300円〜のほか、アジやホッケのフライ、あら汁、おにぎりも販売。キズ・規格外品の詰め合わせ「アウトレット干物」、月1回限定の詰め放題(1回500円)なども工場直営ならではですね!
▲店内には50種類以上の冷凍干物や煮付け、醤油干しなどを販売
▲朝開きの干物は商品が充実するお昼前が狙い目
▲ちょい食べ干物は短時間で焼ける小振りサイズ。アジ、サバ、メヒカリ、イカ、ホッケなど約7種類から選べる(10〜14時)
▲1袋1200円、1箱ホッケ50〜60枚が入るアウトレット商品も(2000円・月1回・夏までの限定)
住所: 静岡県沼津市千本港町128-1
電話番号: 055-951-0008(本社)
営業時間: 9:00〜15:00
定休日: 元旦
◼︎四代目弥平 本店
住所: 静岡県沼津市千本港町100-1 ダイノブセンター内
電話番号: 055-951-0008(本社)
営業時間: 9:00〜15:00
定休日: 元旦
http://www.maruyasuisan.co.jp/
Bakery La torretta (ベーカリー ラ トレッタ)
ふわふわと浮遊するかわいらしい姿で沼津港深海水族館の中でも圧倒的な人気を誇るメンダコ。港八十三番地内にある「ベーカリー ラ トレッタ」では、メンダコの姿をしたかわいい「メンダコパン」を販売しています。食パンとデニッシュタイプがあり、デニッシュはプレーン、イチゴ、チョコの3種。手みやげとして贈れば、喜ばれること間違いなしです。
▲しっとりふわふわなメンダコデニッシュ(プレーン)600円
住所: 静岡県沼津市千本港町83 港⼋⼗三番地内
電話番号: 055-955-5992
営業時間: 11:00~17:00 ※土・日曜、祝日10:30~
定休日: 水曜
https://latorretta-samasa.com/
芹沢パッケージ
港のおみやげで変化球を求めるならこちら。水産関係者や地元飲食店御用達の店「芹沢パッケージ」のちょっとシュールなイラストがかわいいオリジナル雑貨。トートバッグやTシャツ、パーカーには沼津の市章と同店「金三丸」の屋号をつけたキャラクターが描かれています。そのほか地元作家の食器類、プロ仕様の調理器具など、見ているだけでも楽しい一軒です。
▲「パーカー」5500円、「Tシャツ」3850円、「長袖Tシャツ」4840円
▲沼津港の店や実在する人物を描いたBOXやスーパーボールもかわいい
▲レトロな包装紙も隠れた人気商品
▲地元富士市の作家による器
住所: 静岡県沼津市春日町46-2
電話番号: 055-951-1869
営業時間: 8:30〜16:00
定休日: 土・日曜、祝日(月1回土曜15時までの営業日あり)
https://www.serizawa-p.com/
海産物を買う・食べるだけじゃない沼津港のエンターテインメント
沼津港深海水族館
日本一深い駿河湾の特性を生かし、世界で唯一深海に特化した水族館。駿河湾に生息する世界最大のカニ「タカアシガニ」やメキシコの深海800mに棲む「ダイオウグソクムシ」など、駿河湾を中心に100種類以上の深海生物を展示しています。
▲沼津港深海水族館は飲食店などが並ぶ「港八十三番地」にあります
飼育生物の特性に配慮し、赤や青など刺激の弱い色の照明を使った館内は、まる で深海にいるかのような神秘的な空間。2階には3億5千万年前から生き続けている「生きる化石」シーラカンスの剥製3体と冷凍2体も展示され、冷凍個体を見ることができるのは世界でもここだけです。
世界最大のカニ「タカアシガニ」など深海生物を展示する大水槽。希少な深海生物やユニークな魚たちをゆっくり観賞しましょう。
住所: 静岡県沼津市千本港町83 港⼋⼗三番地内
電話番号: 055-954-0606
営業時間:10:00〜18:00※最終入館は閉館30分前
定休日:無休
料金:大人1800円、小中学生900円、幼児(4歳以上)400円
https://www.numazu-deepsea.com/
見るだけじゃない!アトラクションで深海を体感しよう
ゆっくりと沼津港深海水族館を見学した後は、水族館に隣接するアトラクションで深海の世界を体感してみては。「VR深海アドベンチャー ディープクルーズ」「ライド型シューティングアトラクション ディープシーワールド」の魅力を紹介します。
2023年1月オープンの「ディープクルーズ」はVRで再現された駿河湾を舞台に潜水艇に乗って海底遺跡を探検するアトラクション。VRゴーグルを装着すると、まるで本当に海底を泳いでいるよう。臨場感あふれる体験ができます。
▲所要時間は準備5分、体験10分の計約15分
「ディープシーワールド」は、移動する探査ポッドに乗って、レーザー銃を使って深海生物の捕獲していくライド型のシューティングアトラクション。探査ポッドを降りると、捕獲した生物を記したカードがもらえます。スコアランキングもあるので、上位目指して何度も挑戦したくなります。
▲所要時間は3分半。子どもから大人まで楽しめるアトラクション
住所: 静岡県沼津市千本港町83 港⼋⼗三番地内
電話番号:055-954-0611
営業時間:10:00~17:00、土・日曜、祝日〜17:30
定休日:無休(1月メンテナンス休業あり)
料金:1回1800円(水族館の当日チケット提示で100円引き)
https://deep-cruise.com/
◼︎ディープシーワールド~深海王国~
住所: 静岡県沼津市千本港町83 港⼋⼗三番地内
電話番号:055-955-5990
営業時間:10:00~17:00、土・日曜、祝日〜17:30
定休日:無休(保守点検のための休業あり)
料金:1回800円(水族館の当日チケット提示で100円引き)
https://www.numazu-deepsea.com/
駐車場・行き方
沼津港へのアクセスは、車、バス、徒歩、レンタサイクルの4通り。
無料駐車場は、沼津港の一番奥を右折した港が順番に開放されますが、午前中にはすぐにいっぱいに。 有料の駐車場では、一番奥のどんつきに大型有料駐車場「ぬまづみなとパーキング1号棟・2号棟」がありますが、こちらも周辺駐車場を含め11時頃から混雑、満車になっていくので、なるべく早めの到着がおすすめです。
ちなみにINO利用者の専用駐車場は10時まで関係者以外立ち入り禁止です。
バスでの移動は、沼津駅南口にある路線バス1番のりばから、伊豆箱根バス・東海バス沼津港行きが出ています。 1時間に1〜2本程度、所要時間約11分、運賃200円(2025年4月現在)。徒歩でも駅からは一本道なので、散歩がてら移動するのもアリ(35〜40分程度)。
そのほかレンタサイクルでの移動も可能。沼津駅北口・南口、ホテルなどにステーションを置くHELLO CYCLING「ハレノヒサイクル」なら、周辺観光の自由度もアップします。
▲シティサイクル15分100円〜、12時間1500円〜
「千鳥観光汽船」の沼津港遊覧クルーズも人気
▲路線バスの位置情報がわかるロケーションシステムが便利(バスナビ・MOKUIK・富士急シティバスコンシェルジュ)
沼津港は、新鮮な海の幸を堪能し、深海生物に触れ、地元ならではの味や土産に出会える魅力的な観光地。ぜひ沼津港へ出かけてみてくださいね!
※この記事は2025年4月時点での情報を基に作成しています。営業時間やメニューなどの情報は変わることがありますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
※施設・店舗情報は公式サイトおよびGoogleマップの情報を基に作成しています。