【みかん買う前にここを見て】“JAみっかび”スタッフ直伝「失敗しない」みかんの選び方！もっと早く知りたかった……

こんにちは、くふうロコしずおか公式ライターのあすかです。 浜松生まれ浜松育ちで、子連れで行きやすいスポットを中心に紹介しています。

「こたつにみかん」は、日本の冬の定番の光景です。みかんの生産量全国3位の静岡県の中でも、浜松市三ヶ日町は県内約50%もの生産量を誇る県内一のみかんの町。今回は、JAみっかびが味と品質を保証するブランド、「三ヶ日みかん」が買えるお店をご紹介します。

三ヶ日みかんの特徴とは？

豊富な日照量と豊かな土壌で、三ヶ日町はみかんの生産が盛んです。その甘さと深いコクなどから、根強いファンが多く、東京などでも「三ヶ日みかん」ブランドとして知られています。

2015年には、生鮮食品では日本初となる機能性表示食品になったことでも話題となりました。現在は、β-クリプトキサンチンとGABAの２つの成分と、骨と血圧の健康について記載しています。みかんを食べると手が黄色くなる正体がこのβ-クリプトキサンチンによるものです。その他にも、ビタミンや食物繊維などの栄養素も豊富に含まれていて、健康に良い果物です。

JAみっかびが最先端のAI技術で守るみかんの味と品質

2021年11月に新設した日本最大規模の柑橘選果場では、データ管理によるスムーズで精度の高い選果技術が導入されています。人の目によるチェック他、最新鋭の光センサーが果実一つひとつの糖度と酸度を外観などを確認し、AIで識別をしています。等級の判別から箱詰めまで、機械が活躍している選果場です。

JAみっかびの公式サイトには、「ミカちゃんマークは、三ヶ日町柑橘出荷組合の出荷物の証」とあります。「ミカちゃん」は1979年から登場した、三ヶ日みかんの公式キャラクター。このミカちゃんマークと箱の車輪ロゴが、三ヶ日みかんの目印です。

三ヶ日みかんを直接買うなら、特産物直売所へ

JAみっかびが味を保証する三ヶ日みかんは、販売の主軸となる特産物直売所と、三ヶ日インターのそばにある特産センターの２か所で購入できます。

この時期の三ヶ日みかんの品種は、濃厚な甘みとコクが豊かな「青島みかん」。販売が始まった12月17日（火）の週末に特産物直売所を訪問すると、朝からひっきりなしにたくさんのお客さんが来店していました。

売り場のスタッフの方によれば、週末などは開店前から行列ができることもあるとか。なお販売期間は、2月上旬ごろまでだそうです。

三ヶ日みかんの商品ラインナップ

みかんの品質を表す等級は主に、一番いい「特選」から順に、「秀」、「優」、「良」の４つに分かれます。サイズは小さいものからM、L、２Lとあります。セット内容は、kgによって管理され、箱の大きさが違います。

売り場には現物が置かれていて、内容量が視覚的にもわかりやすかったです。

袋売りの少量サイズもあるので、等級ごとに買って味の違いを楽しむのもおもしろいなと思いました。

三ヶ日みかんの購入方法

購入するには、棚のバーコードカードをレジへ持って行きお会計した後、商品を外で受け取ります。店内で発送伝票を記入すれば、発送も可能です。

直売所の外には、みかんの箱がずらりと並んでいました。

特産センターは営業日をチェックしてから来店を！

特産センターでも同様に三ヶ日みかんを販売しています。こちらは指定の日のみの営業なので、しっかり確認してから来店しましょう。三ヶ日インターからのアクセスが抜群なので、わかりやすく寄りやすいのもうれしいですね。

JAみっかびのスタッフ直伝！おいしいみかんの選び方

JAみっかびのスタッフの方に、おいしいみかんの特徴を伺いました。

ぜひ参考にしてみてください。

傷がついているみかんは痛みが早いので、優先的に食べましょう。箱の重みで傷みやすくなっている、箱の下側のみかんから食べるのもおすすめだとか。みかんは涼しく風通しのいいところで保管すると長持ちするとのことで、カゴやザルなどの通気性の良い容器に入れて管理するとより良いとのことです。

みかんの皮でいろんな形を作る「みかんの皮アート」に挑戦してみるのも、いいかもしれません。三ヶ日みかんは甘くておいしいだけでなく、栄養満点です。たくさん食べて、今年の冬を健康に乗り切りましょう！

※この記事は2024年12月時点での情報を基に作成しています。
※施設・店舗情報は公式サイトおよびGoogleマップの情報を基に作成しています。