え、これは楽しすぎるかも！？「体験ルーム」で世界の楽器が演奏できちゃう！日本で唯一の「公立楽器博物館」がすごかった【浜松市】

こんにちは、くふうロコしずおか公式ライターのあすかです。 浜松生まれ浜松育ちで、子連れで行きやすいスポットを中心に紹介しています。

秋の夜長にぴったりの音楽。世界にはいろんな楽器がありますが、なかなか直接見ることができない楽器も多いです。今回は珍しい楽器を見たり聞いたりするだけでなく、直接演奏することができる「浜松市楽器博物館」をご紹介します。大人も子どもと一緒に演奏を楽しみながら、音楽に触れるステキな機会になりますよ。

圧倒的な展示品の数！貴重な世界各国の楽器を見られる「浜松市楽器博物館」

1995年に開館した浜松市楽器博物館は、アクトシティの先、浜松駅から徒歩10分ほどの場所にあります。

「世界の楽器と音楽を平等に扱う」というコンセプトのもと、国内外の音楽や楽器に関わる数多くの展示を取り揃えています。その数は常設展示だけでも、およそ1,500点ほど！

地域や楽器ごとに陳列されおり、楽器の説明書きが添えられたり、動画やイヤホンで演奏を聞けたりと、音楽にあまり詳しくない人でも楽しめる工夫があちこちに見られます。

ガイドツアーや講座などのイベント開催も行われており、館内の天空ホールではコンサートも催されます。

大人も子どもも楽しい「体験ルーム」でいろんな楽器演奏に挑戦しよう！

展示もさることながら、音楽に触れたいという方にぜひおすすめしたいのは、こちらの「体験ルーム」です。こちらにある楽器はどれも実際に演奏ができ、自由に楽器を楽しめる特別な空間です。

「楽器をならして世界をまわろう」のコンセプト通り、日本の伝統楽器である箏や三味線、西アフリカのジェンベやインドネシアのアンクルンなど世界の楽器も演奏することができます。

大人が一番盛り上がりそうなのは、モンゴルの馬頭琴。国語の教科書「スーホの白い馬」で取り上げられているので、ご存知の方も多いでしょう。実際に演奏してみましたがキレイな音色を出すことはとてもできませんでした。

子ども向けの「おととあそぼう」のエリアでは、叩いたり揺らしたりすることで簡単に音が出る楽器が中心におかれていました。カラフルなボックスとイラストが、楽しい気持ちにさせてくれます。

いろんな長さのパイプを叩いてドレミの音階を楽しむ楽器は、身近なものを使ったおもしろいアイデアだなと思いました。

親子で大はしゃぎ間違いなし、電子ドラムが演奏できちゃう！

こちらは親子で取り合いになってしまいそうな、電子ドラム。しかもあのローランド製とあって、イヤホンをつけて演奏すると本格的なドラムの音が耳に響きます。私は初めての電子ドラム体験だったので、手足を上手に使って体で演奏するドラマーは、本当にすごいなあと感じました。

演奏家気分のフォトスポットや子どもも参加できる来館者向けの活動エリアも

館内は写真撮影ができますが、展示の中に珍しいフォトスポットがありました。こちらはイスに座ってピアノに手を伸ばすと、遠近法と撮影者の立ち位置からまるで自分がピアノを演奏しているような写真が撮れちゃいます。

「みんなのデザイン工房」では、自分でピアノをデザインして、色鉛筆でスケッチします。壁には他の来館者がデザインした作品が貼られていて、かわいらしいアイデアから本格的なアイデアまで幅広い内容で、見ていておもしろかったです。

なお、フォトスポットと「みんなのデザイン工房」は、12月10日（火）までの特別企画となっています。

「ワークショップエリア」ではオリジナルポストカードを作ることができますし、楽器にまつわる絵本や書籍が並ぶ棚もありました。

秋のお出かけにぴったり！親子で音楽と楽器を楽しもう

館内のミュージアムショップでは、音楽や楽器にまつわるギフトグッズがたくさん並んでいました。中でもここでしか買えないオリジナルグッズは、浜松にちなんだグッズもありお土産にぴったりです。

充実した各国楽器の展示を見るだけでなく、実際に楽器を演奏できるので、大人だけでなく子どもも十分楽しめます。子どもが楽器に興味を持つきっかけになることはもちろん、大人にとっては新しい趣味の発掘にもいい機会になるかもしれません。体験ルームでぜひ、親子のセッションに挑戦してみてください。

※施設の許諾を得て館内を撮影しています。
※この記事は2024年10月時点での情報を基に作成しています。
※施設・店舗情報は公式サイトおよびGoogleマップの情報を基に作成しています。