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【焼津 茶懐石温石】侘び寂びの世界で「静岡」を楽しむ

公開 : 2023.08.14
更新 : 2024.03.28
HamuHamu
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静岡県中部
公開 : 2023.08.14
更新 : 2024.03.28
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静岡県中部
【焼津 茶懐石温石】侘び寂びの世界で「静岡」を楽しむ

静岡が誇る名店、「茶懐石 温石(おんじゃく)」さん。ゆったりしていながらも凛とした空気の中でいただくお料理からは、季節の移ろいだけでなく、静岡を存分に感じることができます。侘び寂びの世界での体験をご紹介します。

静岡というテロワールを表現

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「茶懐石温石」さんは焼津市の静かな住宅街にあります。焼津駅からはタクシーで10分、1,000円程。タクシー運転手の皆さんにも店名を言うだけで伝わります。県外からのゲストも多いそうです。

四季にあわせた暖簾がかけられていて到着した瞬間から心躍りますね。入店するとまずは小さなお庭を抜けるのですが、もうここから別世界へ入っていくようです。靴を脱いでカウンターのお席へ案内していただきます。

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お料理はおまかせコースのみ、その日ごと内容が異なりまさに一期一会です。競りの内容によってはお昼と夜でも食材が変わることもあるようです。 食材は、国内外の一流料理人が渇望する『サスエ前田魚店』から仕入れる魚はもちろんですが、地域の野菜・野草などもふんだんに使用されています。数ある素晴らしいの中からほんの少しだけご紹介します(下記は複数回お邪魔した中での一部分です)。

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コース序盤から季節を反映した素材の良さを最大限に活かす引き算のお料理が続きます。お椀は出汁が輝いて見えます・・・神々しい・・・

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スペシャリテはトップ画の金目鯛です!皮はパリ、身はふっくらしていてじゅわーー…っと脂が口の中に広がります。山椒のソースが完璧にマッチしています。訪問回数や時期によっては別のお魚になることも。こちらの鰆、人生イチの鰆でした。焼き魚がハイライトになることは間違いありませんっ(確信)。そして温石さんはお皿もまた素晴らしいのです・・・主張せず、しかしただものではないことがすぐにわかる一品です、趣のある青がいいですよね。

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日によっては伊勢海老やお肉がコースに含まれることもあります。

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お食事は数回に分けて提供されます、しっかりお腹の余裕をもたせておきましょう!

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甘味をいただき、店主:杉山さんが一人一人にお抹茶をたててくださいます。互いに礼をし、本日の食材・お料理に感謝をしながら楽しい時間の締めくくりを。

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最後に料金の紹介を↓ コースは昼・夜共通の19,800円(税込)です。(2023年4月1日に改定されました) お酒も充実していて、日本酒では磯自慢さんとのコラボ作品や全国の銘酒がいただけます。

グラスワインについても高価ではなくお料理に寄り添うセレクトをされています。ボトルワインの値付けも良心的です。例えばこちらのOlivier LeflaiveのPuligny Montrachet2019で20,000円程、市価の2倍くらいでしょうか。

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ドリンクメニューの一部も掲載しておきますね(他のページや別のメニューもあります)。

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【店舗情報】

茶懐石 温石 住所/焼津市本町6-14-12 電話/054-626-2587 営業時間/昼12:00、夜18:30より一斉スタート 駐車場/あり 支払い方法/クレジットカード可 Instagram/https://www.instagram.com/daigonjaku/

※この記事は2023年4月時点の情報を基に作成しています。

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