静岡の"役立つ"情報、毎日発信!

こんにちは、くふうロコしずおか編集部です。

静岡のお土産のなかで、知名度がトップクラスの「うなぎパイ」。実は“焼きたて”のうなぎパイが食べられるツアーがあるということを知っていますか?

1日1回しか行われないうえ、人気すぎて予約がすぐに埋まってしまうのだとか。

どんな味?どんなツアー?と、とっても気になりませんか?そこで、編集部が「うなぎパイファクトリー」を直接取材!「窯出しうなぎパイツアー」に参加してきちゃいました◎

今回は気になるツアーの全貌や、ツアー後に楽しめる「うなぎパイファクトリー」の限定スイーツ情報をお届けします♪

うなぎパイファクトリーとは?

うなぎパイファクトリーは、浜松の人気菓子屋・春華堂(しゅんかどう)が手がけるうなぎパイのメイン工場。

うなぎパイの製造ラインを見学したり、展示でうなぎパイの歴史を学んだりすることができます。

入館料は無料!自由に見学できますが、電話で予約すればコンシェルジュ付きの館内ツアーを楽しむこともできますよ◎。(※前日までの電話予約必須。)

うなぎパイファクトリーまでのアクセス

うなぎパイファクトリーは、駅やバス停から離れた場所にあります。

駐車場.jpg

無料の駐車場が30台分あるので、車を持っている方は自家用車で移動するのがベター。

編集部は、浜松駅からタクシーで向かいました。タクシーの運転手に行き先を伝えるとき、「大久保町のうなぎパイファクトリー」というと伝わりやすいかもしれません。

(神田町の「SWEETS BANK」も人気で、間違われる可能性アリ。)

■おおよその所要時間
電車を利用する場合:JR浜松駅からタクシーで約25分
          JR高塚駅からタクシーで約20分
車を利用する場合:東名高速道路「浜松西IC」から約16分

窯出しうなぎパイツアーとは?

窯出しうなぎパイツアーは、名前の通り窯から出したばかりのアツアツの焼きたてうなぎパイが食べられるツアー。

1人500円(税込)で、他では味わえない"ここだけの"うなぎパイを楽しめます。

所要時間は?

所要時間はおよそ1時間ほど。コンシェルジュのガイド付きで館内の展示や工場見学を楽しんだ後、2階のカフェで焼きたてのうなぎパイを食べられます。

開催日は?

開催日は、平日で工場が稼働している月・木・金曜の3日間。1日1~2回しか開催されない、なかなかレアなツアーです。開催時間は日によって変わります。

週によっては開催されないこともあるので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。

WEBで要予約!

窯出しうなぎパイツアーの予約は、WEBのみ受付!予約可能期間は1カ月前〜前日までですが、人気すぎてすぐ満席になることもしばしばあります。

狙っている方は、行きたい日の1カ月前からこまめに公式サイトをチェックしましょう!

予約はこちら

いざ潜入!窯出しうなぎパイツアー

ファクトリー入り口.jpg

ということで、うなぎパイファクトリーにやってきました!

入口付近では「♪うなぎ〜パイパイパイ〜」と陽気な歌が流れています。(後で調べたら『うなぎのじゅもん』という歌でした。一度聴いたらクセになるので、ぜひ耳をすまして聴いてみてください。)

うなぎパイファクトリーの中に入ったら、まずはカウンターでツアーの受付を済ませます。

まずは工場見学!

コンシェルジュ紹介.jpg

受付が終わるとコンシェルジュの案内があり、入口近くに集合。ここから、館内を巡るツアーが始まります。

まずは、焼き上げ~箱詰めまでの製造工程を見学。

一つひとつコンシェルジュが丁寧に説明してくれるので、子どもからお年を召した方まで楽しく見学できます。

タレ塗.jpg

筆者は、1階で見られるタレ塗りの工程に見ごたえを感じました。つやつやのうなぎパイがとってもおいしそう!キレイすぎて、ずっと眺めていたくなります(笑)。

工場全景.jpg

2階の工場全体が見渡せる大窓は圧巻!素早すぎる機械の動きや工場内で働く方々の動きに、開いた口が塞がらなくなります。

シアタールーム.jpg

工場見学を終えると、次はシアタールームへ。なかなか見られない工場内の職人の手わざを見ながら、うなぎパイの製造過程を詳しく知ることができます。

寝床①.jpg

見学中に通る「うなぎの寝床」ゾーンでは、うなぎパイの歴史や豆知識がクイズ方式で登場。

寝床②.jpg

思わず「へぇ〜」と言ってしまう、うなぎパイを身近に感じられるような工夫がちりばめられています。

モニュメント.jpg

うなぎの寝床ゾーンを抜けると、特大うなぎパイのモニュメントがお出迎え。身長170cm弱の筆者をゆうに超える大きさでした。来場者に人気の写真撮影スペースです。

窯出しうなぎパイとご対面!

カフェ全体.jpg

見学後は、2階にあるうなぎパイファクトリー直営のカフェ「うなぎパイカフェ」に移動。

カフェ最初の席.jpg

おしぼりやスプーンが用意されている席があるので、その中から好きなところに座ります。一緒に置かれている工場見学記念の限定パッケージ入りうなぎパイは持ち帰り可能です◎

※工場見学記念品は、窯出しうなぎパイツアー以外の工場見学ツアーに参加された方も貰えます。

カフェ札.jpg

ドリンクはお茶(ホット・アイス)、コーヒー(ホット・アイス)から選択可能。テーブルの上にドリンク札があるので、自分が飲みたいものを出しておきます。

できたて登場.jpg

しばらくすると、職人が大きな天板を持って登場。その上には、うなぎパイカフェのオーブン(窯)で焼き上げられた光り輝くうなぎパイが……!

できたて置かれる.jpg

職人が秘伝のタレを塗り終えると、すかさずコンシェルジュが「こちらに取りに来てください」と案内してくれます。

トップ使用.jpg

こうして、アツアツの焼きたてうなぎパイをゲットしました!1つはアツアツの状態、もう1つはすこ〜しだけ冷ました状態で提供されます。

いざ、実食

焼きたて2.jpg

窯出しうなぎパイツアーで食べられるうなぎパイは、ナッツ・はちみつ入りの「うなぎパイミニ」。アレルギーをお持ちの方や小さい子どもは注意してください!

アツアツのうなぎパイ、筆者の体感だと普通のうなぎパイの何倍もおいしく感じました。(※個人差があります。)

まず、香ばしさがケタ違いです!普段のうなぎパイもはちみつやナッツ、隠し味の"アレ"が効いていて香ばしさを感じますが、窯出しうなぎパイはそれを上回っていました。鼻に抜ける焼きたての香りがたまりません。

食感はサクサク感もありつつ、ホロっとやわらかく砕けます。冷ましていないもののほうがホロっと感は強めです。普段味わえない食感に思わずニンマリしてしまいました。

味はいつものうなぎパイとほぼ変わりありませんが、噛んだ瞬間バターがじゅわっと溶けるため、デニッシュのような雰囲気が強く現れます。

アイスとうなぎパイ.jpg

うなぎパイが提供されてしばらくすると、なんとアイスも到着!焼きたてうなぎパイ×アイスの組み合わせは、ここでしか食べられない贅沢なコラボです♪

ツアーの後そのままカフェ利用も◎

窯出しうなぎパイを食べ終えたところで、ツアーは終了。終わった後、そのままカフェを利用することもできます。

編集部はそのまま残り、カフェメニューも楽しむことにしました◎。ここからは、うなぎパイカフェの人気メニュー2種類をご紹介します。

うなぎパイカフェの激ウマスイーツ2選!

かわいすぎて食べられない!?"まるで"うなぎパフェ

パフェ.jpg 1,400円(税込)

容器からうなぎがニョキっと出てきたようなビジュアルの「"まるで"うなぎパフェ」。うなぎの顔の周りには、イチゴとヒレに見立てたうなぎパイミニが大胆に飾られています。

パフェ上から.jpg 上から見ると、うなぎと目が合います(笑)。

かわいいですが、溶けるのはかなり早い!写真を撮り終えたら、すぐ食べることをオススメします。

パフェ下の方.jpg

普通のパフェだと下の層がフレークになっているものが多いですが、このパフェは下の層がフルーツに!代わりに、中間の層にクリームと混ざった細かいうなぎパイやクランブルがたくさん入っています。

うなぎの顔部分にあたるアイスは、濃厚チョコレートで作られた自家製アイスに。ちょっぴりオトナな味を楽しめます。

フルーツも、チョコレートも、クリームも、うなぎパイも……全部詰め込んだ、欲張りさんでも楽しめるパフェです♪

期間限定!うなぎパイづくしのかき氷

かき氷.jpg 1,200円(税込)

夏限定で楽しめる「ニョロっと!うなぎ、砂丘をのぼる〜かばやきタレ仕立て〜」。うなぎパイを約3本分使用した、うなぎパイかき氷です。

うなぎがかき氷を登っているような見た目がインパクト大!横にうなぎパイが大胆に刺さっているのもポイントです。

かき氷のシロップはバニラ味。クリームのような質感で、コクのある甘さが特徴です。

追加でかけられる黒蜜仕立ての甘じょっぱい「かばやき風のタレ」を足すと、和スイーツのような味わいに!一気にうなぎ感が増します。

かき氷すくう.jpg

さらに、かき氷の中にはうなぎパイのジェラートも!うなぎパイカフェだから食べられる、うなぎパイづくしのかき氷です。

春華堂の銘菓からうなぎパイグッズまで!?お土産コーナー

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カフェでうなぎパイスイーツを楽しんだら、1階のお土産コーナーへ!正面の入口は、春華堂が創業した時の店構えが再現されています。

しらすパイ.jpg

中にはうなぎパイはもちろん、春華堂のお菓子が勢ぞろい!うなぎパイならぬ「しらすパイ」というお菓子もありましたよ。

絆創膏ポップ.jpg

また、うなぎパイのパッケージをモチーフにしたグッズも発見しました。特に筆者が気になったのがうなぎパイの絆創膏。

絆創膏実物.jpg

ご覧の通り、うなぎパイが絆創膏と奇跡(?)のコラボを果たしています。「茶色だからバレないかも……?」と思いましたが、見た目はしっかりうなぎパイ。

友達がクスっと笑ってくれるような、面白いお土産をさがしている方にオススメです。

うなくん号のジェラートで「追い」うなぎパイ

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ファクトリーの入口付近にあるカラフルな車は、「移動カフェうなくん号」。帰る前に立ち寄りました。

うなくん号.jpg

こんなにかわいいうなくん号、実は町中を走行しているのだとか。高速道路を走ることもあるそうです。

ジェラート.jpg

うなぎパイジェラート:500円(税込)うなぎパイジェラート(うなぎパイナッツ):550円(税込)うなぎパイジェラート(うなぎパイ V.S.O.P.)600円(税込)

ここで食べられるのは、うなぎパイと自家製ミルクジェラートをブレンドした、ジャリサク食感が楽しめる「うなぎパイジェラート」。

うなくん号限定のメニューです。ジェラートに添えるうなぎパイを3種類から選べるほか、期間限定のフレーバーもありますよ!

テラス席.jpg

テイクアウトはもちろん、うなくん号の隣にあるテラス席でゆっくり食べることも可能。

今回は定番の「うなぎパイジェラート」をいただきました。ミルキーなジェラートの中に、細かく砕かれたうなぎパイがたくさん入っています!

ジェラートのなめらかさとうなぎパイのサクサクした食感を同時に楽しめ、飽きずにペロッと食べられます。

うなぎパイの魅力を余すことなく楽しめる、うなぎパイファクトリーの窯出しうなぎパイツアーをぜひ体験してみてはいかがですか?

■窯出しうなぎパイツアー
開催場所:うなぎパイファクトリー
所在地:静岡県浜松市中央区大久保町748-51
うなぎパイファクトリー営業時間:10:00~17:30
定休日:火・水曜(※工場見学、カフェは火・水・日曜休み)
TEL:053-482-1765
公式サイト:こちらをクリック

※この記事は2024年7月時点での情報を基に作成しています。
※施設・店舗情報は公式サイトおよびGoogleマップの情報を基に作成しています。

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くふうロコしずおか編集部
くふうロコしずおか編集部
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