電気代上がりっぱなし(泣)→え、実は誤解だった!? 「灯油・ガスより電気は高い?」その常識間違ってます!"電気代高騰"3つの真実

※本記事はPRです。提供:東北電力
こんにちは、「くふうロコ仙台」公式ライターの村越克子です。
節約や家計管理など、生活情報に関する雑誌や書籍のライターとして、これまでに1,000件以上のお宅を取材してきました。
生活情報誌の取材をしていて、最近よく聞くのが
「電気代が上がりっぱなし!」
という不満の声。
あれもこれも値上がりしている昨今、そのお怒り、よ~くわかります。
…が、電気代って、本当に「上がりっぱなし」なんでしょうか?
そこで、東北電力さんを直撃取材。
すると、電気代についての意外な真実が続々と判明!
みなさんの誤解を、スッキリ解消しますね。
誤解①「電気代がずーっと上がりっぱなしでツラい😞」
取材中に、こんなリアルな声を耳にすることが、最近、ホントに増えました。
「給料は上がらないのに、電気代は上がる」
「暖房を使う冬場は、もっと上がる」
「電気代が家計を圧迫して生活が苦しい」
などなど、生活者の切実な声が……私も家計を預かる一人として大きくうなずいています。
真実1:まずは電気料金のしくみを知って
まずはこちらの、電気料金の内訳をご覧ください!

電気料金の金額は、契約アンペア数によって決まる「基本料金」。
それから、使用量によって毎月変動する「電力量料金」、「再生可能エネルギー発電促進賦課(ふか)金(再エネ賦課金)」で決まります。
「電力量料金」は、火力発電に使われる主な燃料(原油、LNG:液化天然ガス、石炭など)の価格変動や、為替の影響を受けます。
原油価格が上がったり、円安になったりすると、一般的に燃料費用は上がり、反対に、原油価格が下がったり、円高になったりすると、燃料費用は下がります。
この、発電にかかった燃料費用を「電力量料金」に反映するのが「燃料費等(ねんりょうひとう)調整制度」です。
そして、燃料費等調整単価は、毎月変動します。
政府の電気・ガス料金支援もちゃんと反映して、その分が値引きされています。
「上がりっぱなし」ではなく、
燃料費用が下がったときは,それを反映して電気料金が下がる
というのが、真実です。
真実2:現在、"発電にかかる燃料費用"の高騰は落ち着き、電気代は高騰前に戻っている

上のグラフを見ると、電気料金(※1)は2022年12月から一時的に値上がりしています。
その理由は、ウクライナ情勢が悪化したことで、原油などの価格が上がり、「真実1」で解説した「燃料費等調整単価」が上がったことにあります。
でも,その後,原油価格などが安定したことで,2023年9月ごろから現在の電気料金までは、値上がり以前の料金に戻っています(※2)。
電気料金が値上がりすると、ニュースや報道番組、SNSなどが大きく取り上げますが、値下がったときには“塩反応”のケースが多いので、値上がりばかりが注目されるのかも…。
※1:東北電力料金プラン「よりそう+スマートタイム」の電力量料金(平日昼間単価)+燃料費等調整単価+再エネ賦課金単価を合計したもの。政府の補助金は含みません。
※2:現在は、燃料費用が落ち着いているため、燃料費等調整単価がマイナス調整となっていますが、今後は燃料費用の変動等によってはプラス調整となる可能性もあります。
真実3:え、太陽光発電使ってないのに、電気買い取りの費用を払っている!?
「真実1」の「電気料金のしくみ」に出てきた「再エネ賦課金」って、なに?と思いますよね。
はい、では、お答えしましょう!
「再エネ賦課金」とは、太陽光などの再生可能エネルギーを用いた発電を促進するために、電気料金に加算されるもの。
使用量が多いほど、「再エネ賦課金」の金額も多くなります。
「うち、太陽光発電を使っていないのに……」とご不満な方もいらっしゃることでしょう。
でもね、「再エネ賦課金」は政府が決めた制度なんです。
「再エネ賦課金」の金額は、年1回、日本全体の再生可能エネルギーから発電された、電気の購入額などをもとに、経済産業大臣が設定するもの。
電力会社に関係なく、全国一律なんです。
政府が決める「再エネ賦課金」の金額が上がれば、電気料金も上がる
というのが真実です。
原油価格の変動などによって、電気料金も上下する。
「上がりっぱなし」ではなく、「下がる月もある」
誤解②「電気代って、ガス・灯油に比べてバカ高い😡」
「電気代って、ガス・灯油より高いイメージがある」
「給湯は、やっぱり、ガスでしょ」
「オール電化にすると光熱費が上がりそう」
など、電気代についての不安と不満の声が……。
真実1:実は…オール電化に変えると「基本料金は上がる」
「ガス併用からオール電化にすると、光熱費の基本料金が1本化できるので、光熱費の管理がラクになる」などのメリットが。
ただ、オール電化だと、IHクッキングヒーターの容量が大きいため、現在の契約よりも、契約アンペア数を上げることがあります。
その結果、電気の「基本料金」が高くなるケースも……。
ですが、実際の「使用量に応じた料金」を比べると、電気よりガスの方が高い場合もあります。
基本料金だけを比較するのではなく、「基本料金+使用量の料金」のトータルで光熱費を考えることが、大事な真実です。
真実2:比較するなら「単価」じゃなく「トータルの光熱費」
電気、ガス、灯油を、それぞれの単価で比較すると、電気が安いんです(下記、仙台市光熱費シミュレーション比較表を参照)。
でも、電気の単位はkWh、ガスは㎥、灯油はℓと、そもそも量をはかる単位が違いますよね。
単位が違うものを、単位あたりの値段=単価で比較するのって、ヘンじゃない?
それよりも、
「フツーにお湯を使って、料理をして、冬は室内を暖かくして暮らすときに、電気、ガス、灯油をどのように組み合わせると、光熱費が抑えられるか?」
を考えるのが、光熱費節約の真実。

上のグラフは、灯油・ガス・電気の、年間料金(仙台市の場合)を比較したもの。
オール電化の生活が、予想以上に光熱費を抑えることを示しています。
「オール電化は高そう」というイメージは、見直した方がいいのかも。
フツーに快適に暮らすための“トータルの光熱費”を比較すると…
「オール電化は、必ずしも高いとは言えない」
誤解③「冬の電気代高騰が、ヤバい!」
寒さが厳しい東北地方の冬は、暖房費がかさみます。
「寒くなって、エアコン暖房にした途端、電気代が爆上がりする」
「東北の冬の寒さは、エアコン暖房じゃ無理」
「暖房費のせいで、家計は大赤字」
……など、悲鳴にも似た声が聞こえてきます。
真実1:その暖房機器、実は買い換えた方がお得かも…
以前は一般的だった、蓄熱式暖房機器や電気温水器は、最新の電気暖房機器や給湯機器(エコキュート)に比べて、省エネのコスパがイマイチだった…。
というのが、正直な真実。
最新のエアコンは、東北の厳しい冬をポカポカに過ごすことができ、しかも省エネ機能に優れて、コスパ抜群。
「給湯省エネ2026事業」などの補助金制度や、メーカー等のキャンペーン、お近くの販売店の特売会などを活用して、最新機器への買い替えを検討するのもアリです。
真実2:使用量が増えれば、電気代は上がる…「明細が真実を語る」
「電気代が上がった!」と感じるのは、11月の使用量分を請求される12月が多いのでは?
11月に入って、急に冷え込む日があると、エアコン暖房、電気ストーブ、こたつなどの電気暖房機器を使い始めることが多いものです。
11月と12月(または1月)の「電気ご使用量のお知らせ」に記載された使用量を、よ~く見比べてみましょう。
使用量が増えていませんか?
使用量が増えれば、電気代も上がります。
請求金額だけではなく、使用量をチェックすれば、電気代が上がったことに納得するはず。
また、エアコンは冷房よりも暖房の方が消費電力が大きいので、そのことも、冬場の電気代が高くなりやすい理由の一つになっています。
特に、去年と比べて電気代がかなり増えた…という場合、買い替えた暖房器具はありませんか?
もしかしたら、その機器が原因かも。
使いすぎや、効率の良い使い方をチェックしてみましょう。
冬の電気代が高いのは、効率の悪い暖房機器を使っていることが原因かも。
かしこい家電の使い方・使用量をチェック!
省エネレベルがアップした、最新機器の検討も。
まとめ
「電気代上がりっぱなし」と思っていた方、誤解が解けましたでしょうか?
・現在の電気料金は、値上がり以前の金額まで戻ってきている
・前月と比べて、電気代は上がることも、下がることもある
・"トータルの光熱費"で比較すると、オール電化は必ずしも高いとは言えない
というのが真実。
電気代が高いと感じたときこそ、機器の効率や電気のムダ使いがないか?をチェックすることが大事です。
【取材協力】
東北電力リビング営業部セールスサポート副長
寺島 暁さま
東北電力リビング営業部セールスサポート担当
小井田 奏さま
※この記事は2025年12月1日時点での情報を基に作成しています。