ランチ・パン・音楽も神【仙台最新カフェ】THE HOUSE - CAFE & MUSIC -「世界の"シェフ・建築家・バリスタ"の奇跡コラボ」最速レポ

こんにちは、「くふうロコ仙台」公式ライターの仙台カフェグラムです。
今年で仙台在住14年。
食に対する執念からか、美味しいお店をリサーチすることが大得意!
そんな私が見つけた、お店やスポットをご紹介します♪
今回は、4月20日、仙台に新たに誕生した「最先端カフェ」を、いち早くレポートしたいと思います。
音楽と感性が満ちる、五感で味わう新しいカフェ『THE HOUSE 』
日常の中にふと訪れる、感覚の解放。
仙台の街角に新たに誕生した『THE HOUSE - CAFE & MUSIC -』は、「日常に溶け込む非日常体験」をテーマにしたカフェです。
繊細に抽出された一杯のコーヒー、目にも楽しい料理、柔らかく響く音楽、指先に伝わる器の温もり——
店内は、五感すべてを優しく刺激する。
そんな、最先端カフェにお呼ばれしてきました!
【デザイン】ガラス越しに街とつながる、開かれた設計
内装・建築を手掛けたのは、数々のデザインアワードを受賞する「SUPPOSE DESIGN OFFICE」吉田 愛氏。
最大の特徴は、「内と外の境界をなくす」という大胆なコンセプトです。
ガラス張りの店内は、街の空気とゆるやかにつながり、自然光が差し込む開放的な空間が広がります。
さすがのセンスで、「カフェだけどギャラリーっぽい」「おしゃれだけど落ち着く」というような、絶妙なバランス。
キッチンを彩る深いグリーンのタイルは、何度も調色を重ね、あえて色むらを残すことで、手仕事のような温かみと奥行きを生み出しているそうです。
そこに合わせるように設計された、特注の照明が、空間全体にやわらかな一体感を与えています。
その右奥には、ゆるやかに壁がカーブを描くプライベートな席を用意。
過ごし方に合わせて、席を選べるのも魅力です。
音が心地よく響くように計算された設計で、音楽とともに過ごす時間を、より豊かに演出することへのこだわりが垣間見えます。
【音楽】ハウスミュージックと過ごす、少しだけ特別な時間
店内にはDJブースを設け、セレクトされたハウスミュージックが静かに流れます。
時間帯に応じて選曲を変え、朝は穏やかに、昼は少しアクティブに、夕方はチルに、そして夜は再び高揚感を。
週末の夜には、ジャンルを横断して活躍するDJたちによるプレイも予定されています。
店内に響く音楽は、真空管アンプの名匠・小松進氏が手掛けた音響設計によるもの。
ひとつとして同じものがない、芸術品としてのアンプが、空間の空気感ごと包み込むような音を届けてくれます。
カフェという気軽な空間で、音楽とともに味わう“ちょっとした非日常”を楽しむことができます。
【ランチ】世界を知る職人たちが生み出す、一皿と一杯
チキンシュニッツェルプレート(¥1,980)
料理とデザートの監修を務めたのは、ニューヨークの三つ星レストラン「Jean-Georges」で、日本人初のスー・シェフに抜擢された米澤文雄シェフ。
ランチタイムには、チキンシュニッツェルや塩麹でローストした国産豚肩ロースなどを中心に、ビーツとイチジクのクリームチーズ和えなどの華やかなデリが並ぶ「ランチプレート」が楽しめます。
見た目も味も抜群なワンプレート。
どれも一口食べるたびに「うわ、これおいしい…!」と声が出そうになります。
特に、ビーツとイチジクのクリームチーズ和えの味は、忘れられません!
抹茶エスプレッソアインシュペナー(¥950)
コーヒーを監修したのは、世界一のバリスタ・井崎英典氏。
カーボニックマセレーションという製法で精製された、スペシャルティコーヒーは、華やかな香りとクリーンな後味が特徴。
デザートとしても楽しめるよう、生クリームを添えたアインシュペナー仕立てが話題になっています。
【カフェ】クロッフルとアインシュペナー、午後のご褒美に
季節のフルーツクロッフル(¥1,650)
14時からのカフェタイムには、店内で発酵させたクロワッサンを、ワッフルメーカーで焼き上げる“クロッフル”が登場。
ザクッとモチッの新食感は、シュガーとマスカルポーネチーズのシンプルな組み合わせで、素材の味をしっかり感じられます。
ぜひ、アインシュペナーと一緒に楽しんでください!
【メニュー】チラ見せ!カフェで過ごす、時間ごとのお楽しみ
朝、昼、午後と、時間帯によって楽しめるメニューが変わるのも、THE HOUSEの魅力のひとつ。
どの時間に行っても、「今日は何にしよう?」と、ちょっとわくわくできる内容でした。
【Morning】
モーニングプレート(1,210円)
クロワッサンにベーコン、スクランブルエッグ、ラタトゥイユ、サラダやスープ付き。
朝から贅沢気分。
【Lunch】
チキンシュニッツェルプレート(1,980円)
チーズがかけられたチキンと、色とりどりのデリが3種ついてきます。
スープもついて、ボリュームたっぷり!
国産豚肩ロースの塩麹ロースト(2,090円)
塩麹の国産ローストポークは、肉の旨味がたまりません。
デリやスープもついて、バランスのいいプレート。
クロワッサンサンド(1,980円)
外サク中ふわのクロワッサンにテリヤキチキンとエッグサラダ、季節の野菜サラダもセットで、満足度高め!
クロワッサンクロックムッシュ(1,650円)
クロワッサン生地の中に、ハムと米粉のベシャメルソースがとろ~り。
ホワイトティラミス(660円)
白いティラミスって珍しい!
ホワイトチョコとトンカ豆の香りがやさしい、大人スイーツ。
【Café Time】午後のカフェタイム 14:00〜
午後のカフェタイムは、“クロッフル”が主役。
シュガークロッフル(990円)
マスカルポーネチーズ、バター、バニラソースのシンプルなクロッフル。
迷ったらこれ!
オレンジハニーソースクロッフル(1,320円)
オレンジピールとグランマルニエの香りが、大人な一皿。
アイスクリームクロッフル(1,210円)
バニラアイスとシナモンシュガー、バターソースの三重奏。
あったか冷たい組み合わせが最高!
チョコバナナクロッフル(1,430円)
王道のチョコバナナにコーヒーピーナッツバターとビスケットまで添えられていて、食べ応え抜群。
季節のフルーツクロッフル(1,650円)
私が行ったときは、イチゴとベリー、アールグレイクリームの組み合わせ。
香りと甘酸っぱさが絶妙でした。
【DRINK MENU】ドリンク
【Signature Drink|シグネチャードリンク】
・FRENCH(エチオピア産豆使用/ブランデーのような華やかさ)
・CHICAGO(グアテマラ産豆使用/ビターチョコのようなコク)
・MACCHA(抹茶ラテ)
各1,045円
【COFFEE】
・Café Latte(HOT/ICE)(770円)
・Iced Coffee(660円)
・Hot Coffee(660円)
【Tea】
・Earl Grey(HOT/ICE)(605円)
・Chai Tea Latte(HOT/ICE)(715円)
・Tea Soda(紅茶ソーダ)(715円)
【Soft Drinks】
・Cola(550円)
・Ginger Ale(550円)
・Orange Juice(550円)
【Alcohol】
・Beer(GREAT DANE BREWING.製)(990円)
・Beer (700円)
・Wine(red/white)(1,210円)
・Gin & Tonic(880円)
・Rum & Coke(880円)
・Highball(880円)
どの時間に行っても、そのときの気分にぴったりのメニューがあるって嬉しいですよね。
次は、クロワッサンサンド目当てで、またランチタイムに行きたい!
音楽を愛するオーナーが届けたい想い
オーナー自身も、HOUSE MUSICとともに人生を歩んできたDJ・作曲家。
THE HOUSEでは、自身の20年にわたる音楽の経験と感性を注ぎ込み、時間帯ごとの音楽の表情を丁寧に演出。
音と食が溶け合う、心地よい時間を届けてくれます。
タイポグラフィに込めた音楽のリズム
ロゴデザインを手掛けたのは、グラフィックデザイナー・いながきこゆき氏。
『H』の文字には、まるで音符がリズムを刻むような装飾が施され、クラシカルでありながら、遊び心を感じさせるタイポグラフィが印象的です。
まとめ
五感すべてを満たし、感性がそっとほどける場所。
音楽と空間、料理が心地よく混ざり合って、ふっと肩の力が抜けるような場所。
ひとりでふらっと行くのもいいし、大切な人とゆっくり話す時間にもぴったり。
気取らずに行けるけれど、どこか特別な気持ちになれる——。
そんなカフェが、仙台にできました。
住所:宮城県仙台市青葉区国分町1丁目7−13 GRACE広瀬通 1F
営業時間:10:00~19:00(月・水・木・金曜)
9:00〜21:00(土曜)、9:00〜19:00(日・祝日)
定休日:火曜
※4/29営業のため、4/30は休み
THE HOUSE公式インスタグラム
※この記事は2025年4月時点での情報を基に作成しています。
※施設・店舗情報は公式サイトおよびGoogleマップの情報を基に作成しています。
