こんにちは、「くふうロコ仙台」公式ライターの小田桐ゆかです。
美味しいもの、楽しい場所を見つけた時が一番幸せ!

プライベートでは、年頃の娘とやんちゃな息子を育てる母です。
宮城・仙台が大好きな小田桐が、とっておき情報をご紹介します。

今回ご紹介するのは、秋保温泉エリアにある「仙台万華鏡美術館」。

貴重なアンティーク作品や現代の万華鏡作家の方の作品など、1,000点を超える作品が揃う体験型ミュージアムです。

万華鏡の手作り体験もしてきましたので、その様子もご紹介しますね♪

秋保温泉郷にある!世界中でここしかない"レア"を展示「仙台万華鏡美術館」

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仙台駅から車で約30分。
「仙台万華鏡美術館」は、秋保温泉郷の入口のエリアにあります。

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玄関を入るとすぐに受付があり、まず入館料を払います。
入館料は、大人¥900、小中高校生¥450、70歳以上が¥450。

1階は売店と手作り体験スペース、2階~3階が展示スペースです。

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仙台万華鏡美術館は、今年で開館25周年を迎えます!

世界の万華鏡作家が集まるコンテストの受賞作品や、この世に存在する最小の万華鏡など、世界中を探してもここにしかない貴重な万華鏡が展示されているんです!

写真に写っている3つも万華鏡です!

こんな形の万華鏡があるなんて知らなかったので、この日で万華鏡のイメージがガラッと変わりました。

展示スペースには、写真撮影がOKの作品があるエリアと撮影NGのエリアがあります。

今回は、特別に許可をいただき写真を撮らせていただいた万華鏡もあるので、ぜひ最後までご覧ください!

世界最優秀に世界最小!特別に許可をいただいた「激レア万華鏡」見せます!

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こちらは受付前にある「万華鏡」です。
右上にある筒状の部分から覗き、お花が置かれている台を回しながら見える映像を楽しみます。

万華鏡と言えば、細い筒状のものを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
仙台万華鏡美術館には「これ、万華鏡なの?」と思わせてくれる、新感覚の万華鏡がたくさんあるんです。

万華鏡世界大会「最優秀作品賞」受賞作品!世界にひとつの万華鏡

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こちらは、万華鏡世界大会1999年の最優秀賞受賞作品!

万華鏡作家のBob&Sue Rioux氏が、自身をモチーフにして作った、世界でひとつしかない作品だそうです。

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覗き口は後頭部…。

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覗きながら、両手に持っているボールを回して楽しみます。

男性の後頭部を覗くというシュールなスタイルですが、見える景色はキラキラした感動の世界です!
このギャップも、感動を高めてくれる要因になっているかも!?

世界最小!? 全長8.3mmの万華鏡

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青いクッションの上に置かれているのが、世界最小と言われている万華鏡です。

万華鏡は、写真中央の円形の部分。
円の部分の全長は、8.3mm。

単位に注意ですよ!
センチではなくて、ミリです!

こちらは日本のジュエリー作家、小室薫氏による作品。
ジュエリー作家さんならではの、100分の1ミリを扱う精度で作られているものだそうです。

お菓子の家!?箱の中身にわくわく

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こちらは箱型の万華鏡。

クッキーやアイスクリーム、ロールケーキで飾られており、お菓子の家を思わせる佇まいです。

こちらの作品のタイトルは「ケーキ職人」。
中にどんな風景が広がるのか、わくわくしますね♪

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覗く場所は好きなところからどうぞ♪
私は、扉にある覗き穴から覗いてみました。

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中はこちら!
ケーキにマカロン、フルーツなどがあり、夢の世界ですね。

パティシエの白くまさんもかわいい♪

万華鏡の歴史や仕組みを学ぶコーナーも必見!

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第2展示室には、万華鏡の歴史が学べるエリアがあります!
万華鏡がこの世に誕生したのは、200年以上も昔のことだそうですよ。

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展示されている中で一番歴史がある万華鏡は、1820年頃のものでした。

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1990年代になると、複雑な鏡の配置が生み出され、デザイン性も加わった作品が作られていたそうです。

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マンタがモチーフになっていたり…。

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蝶がモチーフになっていたり。

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万華鏡を分解して、中のパーツの展示もありました。
それぞれのパーツの説明や万華鏡に使われている鏡の解説などの資料も展示されています。

万華鏡の美しさの仕組みがわかり、思わず読み入ってしまいました。

簡単から本格まで!自分だけの「オリジナル万華鏡」手作り体験♪

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1階では、万華鏡の手作り体験ができます!

・かんたん体験 ¥1,300
・天然石の万華鏡作り体験 ¥3,960
・着せ替え万華鏡体験 ¥4,500

手作り体験の詳細は「仙台万華鏡美術館手作り体験」を確認してくださいね。

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今回は、娘と一緒に「かんたん体験」をしてみました!

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かんたん体験は、3ステップで完成。

ステップ1:好きな筒を選ぶ

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まず、このラインナップの豊富さに、テンションあがっちゃいます♪

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かなり悩みましたが、イチゴ柄と星座柄の筒を選びました。

ステップ2:ビーズを入れる

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色とりどりのビーズが準備されていますよ!
この中から好きな色のビーズを好きなように詰めていきます。

このたくさんのビーズに、お目めをキラキラさせながら万華鏡を作るお子さんがたくさんいるそうです。

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ビーズは、筒の柄をイメージして選んでもよし。
展示室の万華鏡で、好きだったものをイメージしてもよし!

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上手な作り方のコツは、ビーズを入れ過ぎないこと。
半分~8割くらいが目安です。

ビーズをパンパンに入れてしまうと、ビーズが動かなくなってしまったり、光が入らず、覗いた時に暗くなってしまうそう…。

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私は、7割くらいまでビーズを入れました。
ビーズを入れながら、途中で蓋を閉めて覗いてみると分かりやすいです。

ステップ3:お会計をする

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完成したら、お会計をして終わりになります。

作った万華鏡の中をちら見せ♪
星座の筒は、夜空をイメージして作りました。

ブルー系をベースに黒やシルバーを散りばめ、緑と赤のビーズをアクセントに入れてみましたよ。

筒を回すと時折り緑や赤が姿を現し、夜空にキラッと星が輝くイメージの万華鏡ができました。

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娘が作ったイチゴの筒は、フレッシュなイチゴをイメージしたそうです。

赤系を中心に、パール系やシルバーのビーズをプラスし、葉っぱをイメージする緑のビーズが少し混ざっています。
筒を回すと、まさにイチゴの色合いに♪

蓋は開け閉めできるので、帰宅してから自宅にあるビーズを使って作り替えることもできます。

自分のお気に入りのビーズを入れて、その日の気分で万華鏡をカスタマイズするのもいいですね。

夏休みの自由研究にも!作って学べる「仙台万華鏡美術館」へ

仙台万華鏡美術館は、万華鏡を自分で動かしながら見たり、オリジナルの万華鏡を作ったりできる、体験型ミュージアムです。
万華鏡の歴史や仕組みを学べるエリアでは、約200年前の貴重な万華鏡の展示も見逃せません。

小学生のお子さんの自主学習や、夏休み中の自由研究の題材にもぴったりです。

さらに、時期によって展示する万華鏡が変わるそうなので、一度訪れたことがある方でも、何度も楽しめます。

週末や夏休みのお出かけ先に、ぜひ「仙台万華鏡美術館」に行ってみてください♪

■仙台万華鏡美術館
住所:宮城県仙台市太白区茂庭字松場1-2
営業時間:9:30~17:00(最終入館 16:30)
定休日:なし(臨時休館はHPでお知らせ)
入館料:大人¥900、小中高校生¥450、70歳以上¥450
駐車場:あり(約40台)
トイレ:あり(洋式)
仙台万華鏡美術館公式サイト公式サイト

※この記事は2024年6月時点での情報を基に作成しています。
※施設・店舗情報は公式サイトおよびGoogleマップの情報を基に作成しています。

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この記事を書いた人
小田桐ゆか
小田桐ゆか
仙台歴は、学生の頃に住み始めてから二十うん年。小学生の娘と息子を育てながら、フリーライターとして活動中です!趣味は、米粉パン作りとスキューバダイビング。焼きたてパンの美味しさと、海の中の非日常空間に魅了されています。美味しいものや楽しいことが大好きで、週末は家族でお出かけして宮城・仙台を満喫中です♪そんな宮城を知り尽くした私が、仙台を中心に宮城県内のおすすめ情報をお伝えします!
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