”芸能人御用達”が仙台初出店!【海苔弁専門店「いちのや」】”ロケ弁”みたいな高級海苔弁2種を実食!

こんにちは、「くふうロコ仙台」公式ライターの仙台カフェグラムです。
今年で仙台在住13年、家族は夫と1歳の息子の3人暮らしです。
食に対する執念からか、美味しいお店をリサーチすることが大得意!
宮城の美味しい魅力を語り尽くします〜!
仙台に「高級海苔弁専門店」ができたらしい!気になる!
という声を多数いただいたので、潜入調査して来ました!
それでは、本日のレポをどうぞ!!
関東の人気店が東北初出店!海苔弁専門店「いちのや」
「いちのや」は関東を中心に展開されている海苔弁専門店。
東北出店は、仙台が初めてです。
お店は、仙台駅から徒歩3分程度の場所にあります。
大きな看板やのれんに書かれた力強い筆文字が目を引き、伝統的でありながらも洗練されたデザインです。
のれんから、和の文化や高級感が伝わって来ますね!
これは期待が高まる〜!
いざ入店!店内は「ザ・和」!!
店内は、木材を多用した温かみのあるインテリアと、手書き風の看板や小物が並ぶ、和の雰囲気。
落ち着いた照明とシンプルなディスプレイが、なんだか落ち着く空間です。
右上に飾られた神棚や、伝統的な編み籠のインテリアなど、日本の伝統と現代的な要素が調和しています。
木製のカウンターが、ナチュラルな温もりを感じさせるとともに、丁寧に作られた商品やサービスの提供を期待させます。
メニューはシンプルに「2種類だけ!」
海苔弁(1,280円)
新潟県産ブランド米「新之助」と、もち麦をまぜたご飯に、瀬戸内海産ののり、鹿児島産のかつお節を合わせています。
低温で揚げた白身魚フライ、塩釜産のちくわを使った磯辺揚げ、みそだれで焦がし焼きにした三重県松坂名物の鶏もも肉などをのせた、高級海苔弁。
海苔弁「銀」(1,880円)
時季によりおかずの内容が変わるという、季節限定海苔弁。
今の時期は銀タラの西京焼、有頭エビの炊き合わせに加え、旬の食材でもある筍とアサリの焚き合わせ。
旬の旨味をこれでもかと詰め合わせた、贅沢な海苔弁です。
店頭に並ぶ「サイドメニュー」も魅力的!
・最高級梅干し ¥270
・辛子明太子 ¥350
・豚角煮 ¥450
・青唐味噌 ¥250
・しじみ汁 ¥220
「海苔弁」の白身魚フライにかける、専用のタルタルソースは50円です。
開店すると、即売り切れ!季節限定は予約マスト
この日は、あらかじめ当日朝に予約しておいたのですが、開店30分後に訪問すると、季節限定の海苔弁はすでに完売!
購入を諦めるお客さんが続出!
季節限定海苔弁を食べたい方は、事前の予約が必須の様子でした。
さぁ食べよう!開いた海苔弁の先は…!
力強い筆文字と、木箱のようなしっかりとした弁当箱。
弁当自体もずしりと重く、重量感があります。
手提げの袋はしっかりと厚みがあり、ツヤツヤしています。
高級デパートのコスメを買った時にもらうような袋です。
持ち帰り袋にも手をかけられているんですねえ〜!
やるなぁ〜!!
実食その1:極上の食材と丁寧な調理に感動!至福の「海苔弁」
見た目からして、非常にバランスの取れた美しいルックス。
多彩でありながら調和が取れており、それぞれが美味しそうに盛り付けられています。
中央には竹輪の磯辺揚げが配置され、その隣にはカラッと揚げられた魚のフライや、ジューシーな鳥もも肉の味噌焼きが並んでいます。
彩り豊かな野菜の副菜も添えられており、なんだか健康になれそうな見た目!
箱の内側には、各食材についての説明が書かれています。
食べながら説明を読めることで、ただ美味しいだけでなく、食材に対する理解も深まって楽しい!
高級海苔弁に選ばれたのは、新潟県産の「新之助」というブランド米。
新之助は、豊かな甘みと深い旨味が特徴。
噛むほどに甘さが広がり、後味もしっかりと残ります。
コシヒカリと比較して、粒が大きくしっかりしているため、食べごたえがあります!
また、このお米の凄いところは、冷めてもその美味しさが持続する点。
冷めても硬くならず、しっとりとした食感を保ち続けるので、お弁当やおにぎりに最適なのです。
米の上には瀬戸内海産の海苔と、鹿児島県産の一本釣り鰹節が重なり、口の中は永遠に噛み締めていたい、まさに旨味の洪水。
米の下には、秘伝のたれでひと晩漬け込んだという、半熟卵が潜り込んでいました…!!
白身魚のフライは、シンプルながらも奥深い味わい。
新鮮で質の良い白身魚は、淡泊な味わいながら、しっかりとした旨味があり、フライにすることでその美味しさが際立っています。
衣は軽く、ふんわりとした食感。
油は新鮮なものを使い、揚げる温度を低温に保つことで、見た目にも美しい黄金色に仕上がっています。
新鮮な魚を使用し、伝統的な製法で丁寧に作られた、塩釜市の竹輪の磯辺揚げ。
塩釜市の竹輪は、魚の旨味が凝縮された豊かな風味が特徴で、添加物を極力使用せず、自然の素材を活かして作られています。
青海苔は「日本最後の清流」とも称されるほど水質が良い四万十川のもの。
四万十川で育まれる海苔は、川の栄養をたっぷりと吸収して育つため、独特の深い旨味と香り、鮮やかな色が、普通の海苔とは一線を画しています。
磯辺揚げはそのままでも美味しいですが、醤油を少々振ることで味が引き立ちます!
三重県松坂市の松阪鶏(まつさかどり)のもも肉は、適度な脂肪が含まれており、しっとりとした食感とジューシーさが魅力です。
噛むほどに広がる鶏の旨味があり、極上味噌だれで2度3度と焦がし焼いたことで、肉にしっかりと味が染み込んでいます。
ご飯と一緒にかっこむと、至福…!!
魚沼産煮干し醤油で作られた、伝統の野沢菜。
豊かな風味とシャキシャキとした食感が、お弁当全体の美味しさをより際立たせています。
ごま油の風味が香ばしい、甘いきんぴらごぼう。
いい箸休めになります。
実食その2:豪華!まるで、おせち!?季節限定海苔弁「銀」
おせちのような見た目の、豪華な海苔弁「銀」
華やかな見た目にテンションが上がる!
豪華な食材が、食欲をそそります。
脂がのった、銀鱈の西京焼き。
京都を代表する西京味噌は、甘みが強く、コクのある白味噌です。
米麹を多く使用し、発酵期間が短いため、まろやかな甘さとクリーミーな質感。
素材の旨味を引き立て、銀鱈のような上質な魚との相性が抜群です。
味噌の甘さが銀鱈の脂と混ざり合い、口に含むとほどけてとろけて無くなってしまいました。
甘さと旨味のバランスが悶絶ものです!
筍とアサリの焚き合わせは、春と初夏の季節に楽しめる季節の料理。
新鮮な筍とアサリを丁寧に組み合わせ、素材の旨みが最大限に引き出されています。
アサリの出汁が筍の甘みを引き立て、まさに春から初夏にかけての味わいを堪能できる一品です。
有頭エビは、最後に食べる派!
おせちや懐石料理を楽しんだかのような、満足感いっぱいで食べ終えました。
海苔弁専用!魅惑の「サイドメニュー」3選!!!
しじみ汁
海苔弁専用に開発したというしじみ汁。
こだわりの合わせ出汁と、味噌の風味がすごい!
しじみもたっぷり入っていて、香り・風味を存分に感じるしじみ汁です。
これで、220円のお値段はコスパ良し!
梅干し
和歌山県産の紀州南高梅を使用した、高級梅干し。
柔らかく大粒の梅干しは、程よい酸味とパンチのきいた塩み!
汗をかくこれからの季節に重宝しそうです。
豚の角煮
秘伝のたれでじっくりと煮込み、やわらかな赤身の口どけが堪能できる豚の角煮。
たれと豚の旨味が染み込んだ大根も絶品です。
これはお弁当のお供にちょうどいい!
まとめ
ロケ弁や差し入れなどで喜ばれる!と噂の高級海苔弁を、仙台で食べられたのは感無量です。
これが芸能人が食べているロケ弁か〜!
という気持ちで食べると、さらにワクワクしました。
毎日食べられる価格ではありませんが、「今日頑張ったし、ちょっといいもの食べたいな!」という時に、自分へのご褒美として購入したいなと思います。
お店専用の駐車場はありませんが、近隣には有料パーキングがたくさんありますので、街中を買い物ついでの購入がおすすめです。
至極の海苔弁を、ぜひ堪能してみてください!
※この記事は2024年6月時点での情報を基に作成しています。
※施設・店舗情報は公式サイトおよびGoogleマップの情報を基に作成しています。
