仙台の"役立つ"情報、毎日発信!

こんにちは、「くふうロコ仙台」編集部です。

春の訪れとともに、新緑がまぶしく感じる季節になりましたね。
市内の木々に若葉が生い茂る5月と言えば、お待ちかね!「仙台青葉まつり」が開催されます。

青葉まつりといえば「すずめ踊り」が有名!
ですが、伊達政宗公の家臣団に扮して大通りを更新する「時代絵巻巡行」、伊達政宗公の御霊がのる大神輿を担ぐ「政宗公神輿渡御」など、たくさんの催しが行われます。

今回は青葉まつりの詳しい内容や催事への参加方法をご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

2025年の「仙台青葉まつり」はいつ開催?

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青葉まつりは、5月の第3日曜日とその前日である第3土曜日に開催されます。
2025年の開催日は5月17日(土)と5月18日(日)です。

どんなイベントがあるの?

17日(土)は、勾当台公園の市民広場で開催式典や、すずめ踊りのステージ演舞が披露される「宵まつり(前日祭)」が開かれます。

翌日の18日(日)が、定禅寺通で「時代絵巻巡行」や「政宗公神輿渡御」「仙台山鉾巡行」などパレードが行われる本まつりの日です。

観覧席はあるの?価格や混雑具合は?

2025年の青葉まつりでは、メイン会場のひとつである定禅寺通に桟敷席(SS席・S席・A席・B席)が設置されます。

SS席はテント・テーブル付きで飲食自由(持ち込み可)となっており、価格は時間帯や員数によって2万円から6万円まで設定されています。
さらに、伊達武将隊や青葉まつり公式マスコット「青葉すずのすけ」などの特別ゲストの訪問や「すずめ山車」への登壇、オリジナル紙せんすや手ぬぐいのプレゼントといった、SS席限定の特典がもりだくさん。

国分町通交差点エリアに設置されるS席は、本まつりの見どころのひとつである火縄銃演舞や時代絵巻巡行、すずめ踊りを間近で見ることができます。

A席・B席は席数が多く、火縄銃演舞の場所からは少し離れていますが、時代絵巻巡行やすずめ踊りを目の前で観覧できるリーズナブルな席です。

当日は混雑が予想されるため、落ち着いてお祭りを観覧したい方は席の予約を検討してみてくださいね。

■第41回仙台・青葉まつり 桟敷席一覧
SS席
・ 5月17日昼の部 2名掛け席 20,000円 / 4名掛け席 40,000円(全18テーブル)
・ 5月17日夜の部 2名掛け席 30,000円 / 4名掛け席 60,000円(全18テーブル)
・ 5月18日 2名掛け席 30,000円 / 4名掛け席 60,000円(全18テーブル)

S席
・5月18日 5,000円(160席)

A席・B席
・ 5月17日昼の部 A席(前列) 2,500円 / B席(後列) 2,000円(700席)
・ 5月17日夜の部 A席(前列) 3,500円 / B席(後列) 3,000円(700席)
・ 5月18日 A席(前列) 4,000円 / B席(後列) 3,500円(540席)

詳しくはこちら(仙台・青葉まつり協賛会公式サイト)

絶対欠かせない!「仙台青葉まつり」の見どころは?

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仙台青葉まつりに欠かせないものといえば、宵まつりと本まつりの両日を通して披露される「すずめ踊り」です。

お囃子が鳴り響くなか、5,000名の踊り手が舞を披露する光景は華やかであり、街中に活気が溢れます。

最大の見どころ!本まつりの「時代絵巻巡行」

本まつりでは最大の見どころと言われている「時代絵巻巡行」が定禅寺通で行われます。
これは伊達家の軍勢が戦場へ出陣する時の様子を再現したものです。

初めに青葉神社の祭神である伊達政宗公の御霊をのせた神輿渡御が行われます。
続いて家臣団や鉄砲隊などを率いる政宗公本陣が行進し、沿道から拍手や歓声が湧き起こります。

伊達家の武将たちが名乗りを上げながら街道を行進していく姿は、戦国絵巻の武者たちが現代に現れたようでとても幻想的。

迫力満点!11基の「山鉾巡行」も必見

次に、街の繁栄や家内安全、商売繁盛などを祈願した11基の「山鉾巡行」が行われます。
高さ5m以上の山鉾(山車の一種)には、伊達家や郷土の伝承などに由来する装飾が施されており、迫力満点!

最後にすずめ踊り大流しが披露されて、土日の2日間にわたる青葉まつりがフィナーレを迎えます。

【すずめ踊り】は当日でも参加できる!?

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近年は全国的にも知名度が高まってきた仙台青葉まつりのすずめ踊り。
市内はもとより、宮城県外のお祭りやイベントで披露されることもあるそうです。
毎年5,000人の踊り手が参加する人気の催しとなっています。

2025年は、踊り手とお囃子で構成される130のチーム(祭連)が参加を予定していますが、当日演舞のラストには「総おどり」と呼ばれる時間帯があり、会場内にいる人全員ですずめ踊りに参加することが可能です♪

期間中は演舞場で、見て・参加して楽しめる!

青葉まつりの期間中は、勾当台公園の仙台市民広場に演舞場が設置されるほか、定禅寺通や中央通、一番町通では「流し踊り」が行われます。

また、小学生以下の子どもが参加できる「すずめっ子1,000人祭連」は4月頃から募集を開始する予定です。

保護者の方は付き添いで踊りにも一緒に参加できるので、興味がある方は仙台青葉まつり協賛会公式サイトをチェックしてみてくださいね。

メインイベント【時代絵巻巡行】2025年の伊達政宗公は!?

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本まつりのメインイベントといわれる「時代絵巻巡行」。

お祭りの主役である伊達政宗公は、1989年から2023年まで伊達家18代当主の伊達𣳾宗さんが務めていました。

2024年は「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリに輝いた石山順征さんが起用されると発表されて、話題になりました。

石山さんは宮城県利府町出身で、東北学院高校のサッカー部に所属していたそうです。

2025年は誰が政宗公を務めるのかまだ明らかになっていませんが、今後の発表に注目したいところです!

家臣団に参加できる!?【政宗公本陣】圧巻の伊達政宗公本陣

政宗公が率いる伊達家の家臣団は、毎年、仙台青葉まつり協賛会公式サイトで参加申込を受け付けています。

伊達実元などの重臣をはじめ、旗持ち、長槍隊、弓隊、鉄砲隊なども募集!
抽選に当たれば、甲冑などの衣装を借りて伊達家家臣団に参加することができます。

別途参加費がかかりますが、大河ドラマのように「家臣として伊達政宗公のもとに馳せ参じたい!」という方は、奮って応募してみてくださいね。

※2025年の募集は3月31日(月)で終了しました。

親子で扮装も!【こども武者・親子武者】伊達政宗公の幼少期を再現

時代絵巻巡行で政宗公の後ろに続いて現われる「こども武者」。

幼少期の伊達政宗公を再現しており、小学校3年生から6年生までは甲冑をきた「子ども政宗」、小学校1年生から2年生までは袴を羽織った「梵天丸(政宗公の幼名)」の装束で行進します。

2024年から父母が同伴できる「親子武者」の募集も復活!
父親は甲冑、母親は姫衣装を着て子どもに同伴できます。

募集人数は10組程度なので競争率が高くなりそうですが、家族で参加できたらよい思い出になりそうですね!

※2025年の募集は3月31日(月)で終了しました。

【政宗公神輿渡御】大迫力の大神輿!

時代絵巻巡行に先駆けて行われるのが「政宗公神輿渡御」です。

本まつり当日に、伊達政宗公の御霊をのせた神輿が青葉神社を出発し、定禅寺通、一番町交差点、中央通り大町、青葉通、東二番丁通、市役所前などを経由して青葉神社へと戻ります。

仙台青葉まつりは伊達政宗公をまつるものなので、これはとても重要な儀式です。

担ぎ手は高校生以上の体力に自身がある男性のみですが、旗持ちなどは高校生以上の男女であれば応募可能です。

神輿はとても重いですが、政宗公の御霊に現在の仙台の姿を観てもらうために張り切って担ぐ人が多いのだとか。

※2025年の募集は3月31日(月)で終了しました。

稚児行列

神輿渡御の先頭では、30人の子どもが参加する「稚児行列」が行われます。
稚児行列は、子どもの健やかな成長や無病息災を神様に祈願する意味が。

約2.5kmのコースを、親の付き添いなしで歩ける4歳以上の子どもが参加できます。

※2025年の募集は3月31日(月)で終了しました。

【仙台山鉾巡行】11基の山鉾が市内を巡行

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山鉾とは、山のように大きな飾りつけを施した山車の一種です。

現在の青葉まつりで使われる仙台山鉾は、伊達藩の時代に行われた仙台祭の文献などを参考にして復元したものです。

山鉾は全部で11基あり、街の繁栄や商売繁盛、家内安全などを祈願して運行されます。
各山鉾の名称は以下のとおりです。

・政宗公山鉾
・青葉駒山鉾
・恵比寿山鉾
・大鯛山鉾
・唐獅子山鉾
・御神船山鉾
・七福大太鼓山鉾
・大黒天山鉾
・囃子山鉾
・雅山鉾
・政宗公兜山鉾

それぞれ仙台市内の企業や団体が建造したもので、ヒノキ造りの土台の上に政宗公の甲冑や仙台の伝統工芸品、縁起物などの装飾が施されています。

仙台青葉まつり公式サイトに各山鉾の詳しい説明があるので、興味のある方はチェックしてみてくださいね。

仙台山鉾はどこで見られる?

山鉾の巡行ルートは、5月18日(日)の本まつり当日の「時代絵巻巡行」のルートと同じです。

政宗公本陣に続いて一番町通、中央通(大町)、東二番丁通、定禅寺通を通っていくのでお見逃しなく!

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